「スマホがあれば充分」 では腕時計の存在価値って?
外出するとき、携帯電話やスマートフォンを持ち歩く人がほとんどだろう。つまり、正確な時計を持ち歩いているようなもの。
それでも腕時計をはめて外出する人は多い。一体、どんな人たちが使っているのだろうか? しらべぇ編集部で全国の男女20~60代を調査してみた。
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■女性のほうが携帯・スマホ派
全体で38.3%の人が「腕時計ははめず、携帯電話やスマートフォンを時計かわりにしている」と回答。男女年代では、女性のほうがスマホ派だ。
男性は年齢が上がると腕時計派が増えるが、女性にその傾向は見られない。
「腕時計はビジネスマンには不可欠なアイテムの1つ」などと言われるが、年齢が高い男性ほど、そう考えているようだ。
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■年収の高い人はやや腕時計派
年収別に見ると、年収の高い人は携帯やスマホ派が減る。
これは年代とも関係していて、若い人は年収が高くても腕時計派が多いわけではないのだ。
腕時計を、装飾品としての用途などで利用している人が多いのかも。
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■仕事内容との関係が濃厚に
職業別に「腕時計をはめず携帯電話やスマホを時計かわりしている」人を集計すると、スーツと縁の遠い人ほど、携帯・スマホ派であることがわかる。
会社員も、最近はカジュアルウェアでOKな会社も増えている。そのため、公務員に腕時計派が一番多い結果に。
腕時計の主な利用者をまとめると次のようになる。
①スーツを着る職業の人(服装とのバランス)
②中高年以降で腕時計に親しんできた人や時計や小物装飾品を楽しみたい人
③ステイタスを示す必要がある人
なお、自称「センスがいい」人も、腕時計派とは限らない回答結果となった。おしゃれが好きなはずの若い女性にも、携帯・スマホ派が多い。
考えてみると、カジュアルウェアにぴったりくる時計は少ない気がする。時計のウエラブル端末が注目されているが、腕時計と縁遠い若者の関心をひけるだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名(有効回答数)