土いじりに癒やしを求める「ガーデニング」野菜高騰の備えも
夏から秋にかけて台風や多量の雨の影響で、野菜の価格が高騰している。
しらべぇでも先日、スーパーの店頭でキュウリの価格を調査したが、これから鍋の季節とはいえ、葉物野菜が高いとなかなか手が出ない。
一方で、最近はガーデニングや家庭菜園を楽しむ人が増えているそうだ。
家計を助けるほかにも、安心で安全な無農薬作物を食べるためのエコな生活や、自然にふれる意識の高さが背景にあり、土にふれてストレスを解放する癒しの役目もある。
しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,365名を対象に、家庭のガーデニングに関する調査を実施した。
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■家でガーデニングをしている?
「ガーデニングをしている」と回答したのは、全体の24.8%。およそ4人に1人が身近に緑のある生活を行っている。
性別年代別で集計すると、年齢とともに植物への関心が増す傾向があらわれた。忙しい現代人は家を留守にしたり、育てるヒマがなかったりする。
また、ベランダがないなど、住環境の事情により、育てたくてもできない人もいるだろう。
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■意識高い層とガーデニングの関係
さらに集計を進めると、9月下旬にiPhone7を購入した人の中でガーデニングをしていると答えたのは58%と過半数を超えた。
世の中の流れに関心の高い層は、年齢にかかわらずガーデニングを行う傾向があるようだ。
天候や気温を気にしながら植物のある生活をすることは、古来の人間の姿ともいえる。ちょっと疲れているなと感じたら、自分の今の生活に自然をどう取り入れているか見直してみるのもいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)