土いじりに癒やしを求める「ガーデニング」野菜高騰の備えも

2016/11/25 08:00


(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)
(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)

夏から秋にかけて台風や多量の雨の影響で、野菜の価格が高騰している。

しらべぇでも先日、スーパーの店頭でキュウリの価格を調査したが、これから鍋の季節とはいえ、葉物野菜が高いとなかなか手が出ない。

一方で、最近はガーデニングや家庭菜園を楽しむ人が増えているそうだ。

家計を助けるほかにも、安心で安全な無農薬作物を食べるためのエコな生活や、自然にふれる意識の高さが背景にあり、土にふれてストレスを解放する癒しの役目もある。

しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,365名を対象に、家庭のガーデニングに関する調査を実施した。


画像をもっと見る

■家でガーデニングをしている?

「ガーデニングをしている」と回答したのは、全体の24.8%。およそ4人に1人が身近に緑のある生活を行っている。

sirabee20161125gardening2

性別年代別で集計すると、年齢とともに植物への関心が増す傾向があらわれた。忙しい現代人は家を留守にしたり、育てるヒマがなかったりする。

また、ベランダがないなど、住環境の事情により、育てたくてもできない人もいるだろう。


関連記事:女性の半数が「スイカは果物に分類されていい」 植物学的には野菜だが…

■意識高い層とガーデニングの関係

さらに集計を進めると、9月下旬にiPhone7を購入した人の中でガーデニングをしていると答えたのは58%と過半数を超えた。

世の中の流れに関心の高い層は、年齢にかかわらずガーデニングを行う傾向があるようだ。

sirabee20161125gardening3

天候や気温を気にしながら植物のある生活をすることは、古来の人間の姿ともいえる。ちょっと疲れているなと感じたら、自分の今の生活に自然をどう取り入れているか見直してみるのもいいだろう。

・合わせて読みたい→もやしを超えるコスパと栄養! 食べたら栽培もできる野菜「豆苗」がスゴい

(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

野菜調査癒やし家庭菜園
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング