名古屋マニアが勧める「味仙ではこれ食っとけ」9選
このウマさは本物だ。ぜひ足を伸ばしてみていただきたい。
名古屋のご当地グルメとして、全国区の人気を誇る「台湾ラーメン」。その発祥の店としてしられるのが、名古屋市を中心に10店舗以上ひろがる台湾料理店『味仙』だ。
あんかけスパゲッティや味噌カツ、きしめんなど、さまざまな「名古屋メシ」の中で、「味仙こそが我がソウルフードだ」と熱くなる名古屋市民も少なくない。
そこで、人気の秘密を探るべく、名古屋をこよなく愛する20〜40代男性3名とともに『味仙 矢場店』を取材。さらに「これだけは絶対にオーダーしとけ!」というオススメを聞いた。
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①名古屋名物「手羽先」も激辛に
味仙の料理は、基本的に辛いものが多い。名古屋名物の手羽先もかなり辛いが、後を引くウマさでビールによく合う。
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②ニンニクたっぷりの「コブクロ」
中華料理の定番コブクロも、辛味がしっかりきいてウマい。案内してくれた味仙マニアによれば、「名古屋駅の味仙は新幹線に乗る客を意識して、ニンニクが弱い」とのこと。
本物の味を確かめたいなら、ちょっと離れた店に行ってみよう。
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③「マーボー系」は鉄板
麻婆豆腐と麻婆茄子、これはどちらもオススメとのこと。白米にぶっかけて、がっつきたくなること請け合いだ。
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④酢豚のタレで唐揚げを「酢鶏」に
酢豚といえば、揚げた豚肉にたっぷりの野菜、ときにはパイナップルなどが入った炒め煮を想像するだろう。
しかし、味仙の酢豚は…
肉だらけ。ほぼ肉。タレは甘すぎず、ピリ辛。個性的だが、確実にウマい。
そして、味仙マニアオススメの食べ方は、「酢豚を食べ終わったら、鶏の唐揚げをオーダーする」こと。
熱々の唐揚げを、酢豚のピリ辛ダレにちょっとつけると「酢鶏」に変身する。食べ終わった皿は、すぐ下げられてしまうので、店員に「酢豚のタレは置いといて」とお願いするといい。
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⑤辛くないメニューのオススメは…
味仙に辛くないメニューは限られているが、マニアが激推しするのは、この2品。
注文した瞬間にテーブルに出された…と錯覚するほどの速さでつくられる青菜炒め。野菜の炒め物は、強い火力でサッと火を通すのが鉄則であり、シャキっとしておいしい。
また、ぷりぷりのイカ団子も、辛いメニューの箸休めにぴったりだ。
■シメはやっぱり「台湾ラーメン」
味仙のシメといえば、この店が生んだ看板メニュー「台湾ラーメン」。ビリビリくる辛さだが、辛さ控えめの「アメリカン」、超・激辛の「イタリアン」も注文できる。
「行きたくない街」の全国1位に輝くなど、人気のない名古屋ではあるが、このウマさは本物だ。ぜひ足を伸ばしてみていただきたい。
(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)