ベビースターの中華風マスコットキャラ「ベビーちゃん」引退へ
ベビースターラーメンなどの菓子製造販売を手掛ける「おやつカンパニー」(三重県)が12月13日、同商品のマスコットキャラクター「ベビーちゃん」の引退を発表した。
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■「ベイちゃん」「ビーちゃん」の兄妹キャラ
「ベビーちゃん」は、男児と女児の2人きょうだい。男児が「ベイちゃん」(10歳)で女児は「ビーちゃん」(8歳)と名付けられ、1988(昭和63)年にパッケージの刷新でデビューした。
2人は共に東京都在住の設定。家庭環境は「お父さんは作家、お母さんはデザイナー。自由な家庭の気風で育っているせいか、生まれながらの外遊びの達人です」(同社WEBサイトより)だという。2人が着ている衣装も「お母さんのデザイン」(同)ということだが、デビュー以来、中国風の衣装を着続けて着たところには謎が残る。デザイナーとして、中国服にこだわりたいよほどの理由があったのかもしれない。
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■旧キャラクターは「女児」だった
なお2人がデビューする以前にも、キャラクターは存在していた。
旧キャラクターは小学生くらいに見える女児で、1959(昭和34)年に同商品が「ベビーラーメン」の名前でデビューして以来、現商品名への改称(1973年)を経ての代替わりまで、約30年にわたりパッケージに使われていた。
オールドファンの中には、2人よりもなじみ深く感じる人がいそうだ。とはいえ、旧キャラクターが男児ではなく「女児」だったことを意外に感じる人はあるかもしれない。改めてよく見ると、顔つきや髪型はユニセックス系だが、まつげの長さはやはり女児風味。スカートを着用していることにも気付かされた。
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■年内に引退、新キャラへの期待も
前回の代替わりから約30年。先代と同様で、後進の新たなキャラクターに道を譲り、「ベイちゃん」「ビーちゃん」の2人も引退することになりそうだ。
引退は年内を予定。新キャラクターの発表は未定だが「期待してほしい」(同社)としている。
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(文/しらべぇ編集部・前田昌宏)