「マツコの知らない世界」でも特集!電源タップの進化がすごい
12月13日放映のTBS『マツコの知らない世界』で、様々な種類の電源タップが紹介されていた。
じつは今、国際的にも電源タップの進化が目覚ましい。
きっかけはやはり、スマートフォンの普及。「モバイル機器の充電」が日課になると、コンセントの差込口の数が不足気味になる。だから家庭内でも「差込口争い」が発生するし、電力を求めてゾンビのように歩き回る人も。
アメリカのクラウドファンディングサイトを見ても、そんな現代の事情に対応した新しい電源タップが紹介されている。
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■1台ですべての規格に対応
クラウドファンディングサイト『Indiegogo』に、『ChargEST』という製品が登場した。
これは万能型電源タップというべきもので、世界のどこへ行ってもそのまま使える点を売りにしている。
電源プラグの形状というものは世界共通ではない。だから海外からの旅行者は常に現地に合った形状のタップを持ち歩く必要があるが、ChargESTはたった1台で各規格に対応するという。
要はプラグのパーツを組み替えるということだが、この製品は面白いことにマイクロUSBとLightningのプラグもついている。製品上部からタケノコのようにプラグが出てくるのだ。
また、製品側面にはUSBポートもあり、そこから電力を供給することも可能。
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■59ドルは高い? 安い?
気になる値段だが、このChargESTの販売価格は59ドル(約6,900円)を予定しているそう。やや割高な気もしないでもないが、持っていたら損しない製品に違いはない。
今すぐの注文であれば、Indiegogo内で39ドル(約4,600円)の販売枠がまだ残っている。安売り枠も日に日に埋まりつつあるから、注文のタイミングはまさに今かも知れない。
今後も、こうした新型電源タップは開発され続けるだろう。「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉もあるが、スマホの普及で電源タップの需要が急伸するとは誰が予想していただろうか。
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■発明が発明を生む
振り返ってみれば、我々人類の生活はここ10年で大きく変貌した。
スマホはそれだけ人類にインパクトを与えたが、同時にスマホを快適に使うための周辺機器も大いに発達。これは新しい「モノづくり」の形に他ならない。
発明がさらなる発明を生み、人間の生活を豊かにする。これはまさに、科学や経済の本来の在り方だ。スマホがもたらすトラブルも多いが、それ以上に文明社会の効率性に対して多大な貢献を果たしている。
「現代」という名の時計の針は、驚くべき速さで進んでいるのだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)