昼食後の歯磨き率は3割弱…プロに対応策を伝授してもらった
朝と夜の歯磨きは、習慣にしている人が大半であろう。それでは、昼食後の歯磨きはどうだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の有職者643名を対象に「会社での昼食後の歯磨き」についての調査を実施。その結果、職場で昼食後に歯を磨いている割合は28.6％にとどまった。
昼食後の歯磨きは、大人でも習慣化している人は少ないようだ。
■昼食後の歯磨きは男女間で大きな意識差
男女別では、美意識の差が反映された感じである。
男性は2割程度と少ないのに対し、女性は4割以上とかなり大きな差がある。女性は美容に関心が高く、オーラルケアにも手を抜かない人が多いのがうかがえる。
「接客業をしているので、みんな食後はトイレで歯みがきをしていますよ。口臭対策はもちろん、食べかすがついているといけないですからね」（20代女性）
「食べた後に歯みがきをしないと、口の中が気持ち悪く感じる。なので、しない人の気持ちがわからない」（30代女性）
歯みがきをしない男性の意見は、次のようなものが。
「昼に歯みがきをしないのは、面倒という理由だけですね」（30代男性）
「昼には歯を磨かないのが、普通になっている。昼休みはトイレも混むし、ゆっくりと歯を磨く時間もない」（40代男性）
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■ライオンのオーラルケアマイスターに聞く、昼食後の歯磨きについて
昼食後の歯磨きは、必ずしなければいけないものなのだろうか。デンタルケア用品も多数あつかう、ライオン株式会社のオーラルケアマイスターに聞いた。
「歯みがきは、食べたら磨くが基本です。しかしながらオフィスなどでは、歯みがきをしにくい環境の場合があります。そのようなときは、洗口液で口をすすいでおくとよいでしょう」
会社で歯磨きがしにくい環境ならば、携帯できるサイズの洗口液をバッグに入れておくといいだろう。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック 取材協力／ライオン株式会社）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年11月25日～2016年11月28日
対象：全国20代～60代有職者の男女643名 （有効回答数）
