今すぐ逃げて!被害女性たちが語る「DV男の特徴」3選
ドメスティック・バイオレンス(通称:DV)は、話だけを聞くと「自分には無関係」「暴力を振るわれたらすぐに別れるし」と思えるだろう。
だが、実際に被害に遭うと、恐怖心などから逃げ出すという感情すら忘れてしまうという。
そうならないためにも、DV男とは深い交際はしないようにしたい。そこでしらべぇ取材班は、被害女性たちに「DV男の特徴」を聞いてみた。
①見た目が穏やかで、一見すると暴力とは無関係そう
「彼は、のほほんとしていて、どちらかといえば気が弱いタイプでした。だからDVなんか無関係だと思っていたんですが。
イライラが溜まると、抑えられなくなるようで…『うぉぉぉー!』などと雄叫びをあげながら殴ってくるんです。格闘能力があるわけではなので、
パーでペチペチ殴ってくる情けない感じでしたが、それでもアザが大量にできたし、逃げようとすると髪を引っ張たり、包丁を出してきたりなども。
DV被害者の会に参加したことがあるんですが、周りも『見た目が穏やかでそんなことする人には見えなかったのに』と言う人が圧倒的でした」(Hさん・32歳)
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②「息子は悪くない」と親が甘やかすタイプ
「元夫がDV男でした。彼の両親と同居をしていたんですが、彼の両親は、彼が私に暴力を振るっているのを、目の前で見ていても知らぬふり。
いつも彼を溺愛していて、『あなたが妻としてダメだからよ』と、逆に、殴られて顔が腫れた私をずっと責めてきました。
きっと幼い頃から、こうやって何をやっても『息子は悪くない。周りが悪い』と甘やかすから、イライラしても我慢できずに暴力を振るうような人になったんでしょう。
結婚から3年後に、耐えきれず『警察に行く!』と騒いだら、彼と両親が協力しあって軟禁してきたことも。
両親がまともじゃない男には、要注意です」(Rさん・38歳)
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③店員にたいして上から目線の横柄な態度をとる
「大学生の時に交際していた彼は、店員にたいして上から目線の態度をとるタイプ。気に入らないと、店員を怒鳴りつけて、テーブルを蹴り倒すことも。
当時はまだ若かったので…そういうところが『強くてカッコいい!』なんて思っていました。でも交際後に、同棲するようになると…
私にたいしても『料理の味つけが薄い』『着たかった洋服が洗濯されてなかった』などの些細な理由で、怒鳴りつけて暴力を振るうように。
『自分よりも弱い者にみせる態度が、やがては恋人や配偶者への態度になる』と聞いたことがありましたが、店員への態度がその片鱗だったのかな…と今なら思います」(Aさん・25歳)
「もしかしたらこの人は…」と疑うことがあれば、深い交際は避けたほうが懸命かもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)