今年の冬は「全身ユニクロ」でも耐えられるのか?標高1300mの山で実験
もうすぐ12月も終わり、気温もグッと低くなってきた。いい加減アウターを着なければ外に出るにはキツい寒さの日が多いが、分厚いダウンやコートを着るのは正直しんどい。
記者のような服にあんまりお金をかけない人は着る以前にアウターは高額だし買うのもためらってしまいがちだが、ユニクロがかなり良さそうな商品を12月19日から販売開始した。
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■ヒートテックに新商品登場
それは、定番商品ヒートテックの最上級『ヒートテック ウルトラウォーム(超極暖)』だ。名前からして超暖かそうだが、サイトにも「極寒地でも耐えうる」と書いてあり、かなり期待できそうである。
ユニクロに「コレホントにあったかいんですか?」と聞いてみたところタイツとシャツのサンプルを1着ずつもらえたので、どれだけ暖かいのか他のユニクロ商品と組み合わせ、全身ユニクロで山へ行ってみることに。
用意したのはウルトラウォームのほかに、記者私物の
①ウルトラライトダウン(5,990円)
②フリースフルジップジャケット(1,990円)
③ブロックテックウォームイージーパンツ(2,990円)
の3点。これだけ着て向かったのは、漫画『頭文字D』の聖地としても知られる群馬県南部の榛名山だ。
ゴンドラに乗り標高1,300mの地点に行くと、気温は約3℃。この気温で耐えられるのであれば、東京なら1年中ほぼ快適に過ごせるはずだ。
実際のところこの装備で気温約11℃ぐらいの東京にいたときは暑すぎて汗をかいてしまったレベルなのだが、3℃の場所ではどうだろうか…。
試しに山頂で1時間ほどパソコンを開き仕事をしてみたのだが、まったく寒さを感じることは無かった。というか、やはりちょっと暑いぐらいである。
実感としてはヒートテックウルトラウォームの部分が物凄く熱くなり、その温度をフリースが保つ。さらにウルトラライトダウンジャケットが風を入れないため、いつまでもポカポカなのだ。
さらに下は汗をかきまくるほど暑く、正直暖パンかタイツのどちらかがあればいいぐらいだ。超寒い地域でないかぎり、同時に使うのはやりすぎなぐらいである。まとめると…
・10℃前後
ヒートテックウルトラウォーム上だけ+なんか適当な薄いシャツ+ウルトラライトダウンジャケット+適当なパンツ
・3℃前後
ヒートテックウルトラウォーム上下+フリース+ウルトラライトダウンジャケット+適当なパンツ
・それ以上寒い場合
ヒートテックウルトラウォーム上下+フリース+ウルトラライトダウンジャケット+暖パン
のような組み合わせであれば、寒さを感じることなく快適に過ごせると思う。耐えられないかと思って持っていったブロックテックのフリースは、完全に余計であった。
結論を言えば、ユニクロで予算1万円チョイ払えば東京の冬ぐらいなら余裕で過ごせると思う。
安く快適に寒い時期を乗り越えたい人は、ぜひ今回使用した商品をチェックしてみて欲しい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)