おみくじで凶を引いたことある?3割は「経験アリ」と回答
正月には初詣で、たくさんの人が神社に足を運ぶ。そこで今年1年を占うべく、多くがおみくじを引く。
しらべぇ編集部では全国の20〜60代のおみくじを引いたことがある男女1,125名に「おみくじで凶を引いたことがある」かの調査を実施。その結果、38.0%の人が凶を引いた経験があると答えた。
凶の割合は神社・仏閣によって異なるが、東京の浅草寺では30%とも言われる。今回の結果を見ると、他でも同じような割合のところが多い可能性も。
■低収入でも高収入でもおみくじで凶は引く
凶を引いた人を、年収別でも見てみよう。
収入だけで幸せを測れないが、高収入といえる年収700万から1,000万円未満が半数以上と最も凶を引いているのだ。ただグラフにばらつきがあり、収入の良し悪しと凶を引くことは無関係だとわかる。
言い換えれば、おみくじが大吉だからといって成功するわけでもないとも取れるだろう。
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■凶を引いたあとに大吉を引いて歓喜するギャンブラー
くじ運がいいかどうかで見ると、つっこみを入れたくなる結果に。
くじ運がいいと自負している人が、半数以上も凶を引いているのだ。これは本当に、くじ運がいいといえるのだろうか。
「近くの神社に初詣に行ったついでにおみくじを引いたら、見事に凶。ギャンブルが好きなこともあり悔しさから、いけないと思いながらももう一度引いたら大吉が出た。おみくじの内容よりも『勝った!』という感覚で、とても気分が高揚していた」(30代男性)
凶を引いてから大吉を引くことはあまりないので、ある意味「くじ運がいい」と取ってもいいのかも。
おみくじの凶はその年に悪いことが起きる予言ではなく、気を引き締めて誠実に過ごすようにとの注意。凶を引いても前向きとらえて、いい1年を過ごしたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代のおみくじを引いたことがある男女男女1,125名 (有効回答数)