ホル・ホースは本当だった!?曲がりくねったパイプに弾丸を通す実験映像
ジャンプ漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第三部に登場する銃のスタンド使いホル・ホース。敵役である彼の見せ場はいくつかあるが、主人公・承太郎の命を狙うためパイプの中に銃弾を通して狙撃を行うシーンは有名だろう。
果たしてあの「パイプ通し」は本当に実行可能なのだろうか? 実際に曲げたパイプで実験を行う映像がYouTubeにアップロードされていたので、ご紹介しよう。
■2本のL字パイプを用意
実験を行ったのは、YouTubeに銃器を使ったトレーニング動画を多数アップロードしている「Langley Firearms Academy(ラングレー・ファイアーアームズ・アカデミー)」のブレンデン・ラングレーさん。
今回は「パイプの中に撃った銃弾はパイプの壁に沿って進むのか」という疑問を解消するため、緩やかな角度のついたL字の金属パイプを2本連結したものを用意。
パイプの出口付近には牛乳の空き容器を設置し、ヒットすれば弾丸は90度の方向転換を二回行ったことになる。
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■弾丸はパイプを曲がるのか
膝立ちで拳銃を携え、いざ実験開始。
いくらラングレーさんが銃を扱う専門家とはいえ、パイプの小さな穴の中に寸分狂わず弾を命中させるのは流石である。
そして次の瞬間、放たれた弾丸は見事空き容器に命中!
この瞬間、ホル・ホースの「パイプ撃ち」はスタンド使いでなくとも実践可能であることが証明された。
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■弾丸の形に注目
パイプのカーブは2つ。つまり2回にわたって方向転換が可能ということは驚きだった。極端な話、2本目のパイプがこちらを向いていたら、自分の撃った弾が自分に当たってしまうことも考えられる。
また、実験に使用した弾丸は激しく変形しており、どれもパイプの内壁に押し付けられて平らにひしゃげていた。
つまり、パイプを通すことは可能であっても途中でかなりの運動エネルギーが失われるため、トータルで曲げることができる角度には限界がありそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)