『バイキング』で保育園問題を議論 「親の井戸端会議が迷惑」という誤解

2017/01/17 18:00


坂上忍
(画像はバイキング公式サイトのスクリーンショット)

保育園を巡る問題は待機児童だけではない。住宅が密集する地域では、子供たちの喧噪による「騒音問題」も重要視されている。

これに関して、17日放送の『バイキング』(フジテレビ系)において坂上忍らが徹底討論した。



■子供の声はうるさい? 意見がまっぷたつに

その中で重要視されたのが根本となる「子供の声をうるさいと思う感性」について。三児の母でもあるお笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえやサンドイッチマンの伊達みきおは「子供の声で落ち着く」と発言。

ネット民からは「子供の声がうるさいと感じるほうがおかしい」「自分が住んでいるところに後から保育園が出来たらイヤだな…」といったさまざまな声があがっている。


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■子供より「親の井戸端会議」がうるさい?

一方で、議題になったのが「親の問題」について。子供が騒ぐ声よりも、保育園や幼稚園の前でたまって話す親たちの「井戸端会議」のほうがうるさいという意見も。

しかし、書き込みにもあるように、幼稚園はまだしも、忙しく働く親が子供を預ける保育園の場合、「保育園の近くで井戸端会議」というのは実情に反する可能性が高い。

保育園新設の問題に「井戸端会議」を持ち出すのは、議論をミスリードする恐れがある。


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■60代の男女は子育ての味方?

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名に「自宅近くに保育園ができること」について調査したところ、全体のおよそ2割が「反対」と回答している。

「20〜30代の男性」「40〜50代の女性」が比較的多く否定しているようだ。

保育園1

一方で、50〜60代の男性は保育園建設について否定的な割合がもっとも少なく、「子育ての味方」と言えるかもしれない。


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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)

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