RIZAPがジーンズメイトを子会社化 「痩せるジーパン」に期待の声も

2017/01/17 10:00


ジーンズ
Akespyker/istock/Thinkstock

フィットネスクラブRIZAPが、衣料品小売りメーカーのジーンズメイトを子会社化すると発表。2月中旬までに株式公開買い付けを行い、傘下に収める予定とのことだ。

既に参入しているアパレル業を拡大させたいRIZAPと、赤字が常態化していたジーンズメイトの思惑が一致し、実現した模様。意外な2社の買収劇に、驚きの声があがっている。



■体重管理にうるさい店舗になる?

RIZAPといえば、「結果にコミットする」をキャッチフレーズに、赤井英和や森永卓郎など太り気味の芸能人を「激ヤセ」させたことで知られるフィットネスクラブ。

ユーザーにパーソナルトレーナーがつき、筋力トレーニングをみっちり行ううえ、画像をメールで送信して確認するなどして厳しい食事管理が行われる。

そのような会社がジーンズメイトを運営することになるだけに、ネット民からは「店員がやたら体重にうるさくなるのではないか」、「大きなサイズのジーンズは取り扱わないのでは」などの声が。


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■ダイエットと絡めた販売戦略も?

実際に店員が「ジムに行って痩せてみてはどうか」と勧めるようなことがあるか否かは不明だが、可能性は極めて低い。

しかし、「ダイエット」という言葉は人を引きつけるだけに、フィットネスクラブであることを活かした販売戦略が展開されることも、ありえないとはいえない。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1,362名にダイエット経験の有無を聞いたところ、男性3割、女性は5割が「ある」と回答している。

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「痩せたい」という欲求を持つ人々、とくに女性を取り込むことができれば、赤字体質を劇的に変化させることができるかもしれない。

そのためにはやはり「痩せるジーンズ」の開発が近道だと思われるが、現実的にそのようなものが世にでる可能性は低いと言わざるをえないだろう。

アパレルメーカーとしてどのような手法で「結果にコミット」していくのか注目される。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1362名(有効回答数)

ダイエットアパレル調査RIZAP
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