デブ専とブス専に多し 失恋は相手の悪い部分を探して癒やす
恋が終わった後に、簡単に相手を忘れられるなら誰も悩みはしない。なんとかして諦めようと、さまざまな手段に打って出る。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の失恋をしたことがある男女943名に「失恋について」の調査を実施。その結果、26.3%の人は「相手の悪い部分を探して諦める」と回答をした。
■相手の悪い部分を探して失恋を乗り切る女性
同じ質問を、男女別でも見てみよう。
女性のほうが、別れた相手の悪い部分に目を向ける傾向にある。
「一度は好きになった相手だから、どんなに最後が酷くてもいい思い出を大切にしたい」(30代・男性)
こんな意見を聞くと、相手の嫌な部分を探す女性を悪く思う人もいるだろう。ただ、その背景には切ない思いがあることも。
「失恋を引きずっているときに、『顔はそんなに良くなかった』とか考えるようにしていた。でも好きな気持ちは理屈じゃないから、悪いところを挙げたところで嫌いになるのは難しい」(20代・女性)
好きな思いを断ち切るために、仕方なく相手の悪いところを考える人も多いようだ。
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■ブサイク好きと太っている人好きに多い理由
傾向別では、なかなかおもしろい結果が見られる。
ブサイクな異性が好きな人と太っている異性が好きな人は、半数以上が相手の悪い部分を探すと答えたのだ。好きになった部分が相手のコンプレックスでもあるので、悪い部分はすぐに見つかる。
「お世辞にも『かわいい』とはいえないと思っていたのに、相手を知るうちに好きになった。ただフラれたときには、『あんなブスに、俺はもったいない』と思って気分をまぎらわしていた」(30代・男性)
好きになっておいて勝手な話とも思えるが、前出の女性のように失恋の痛手を和らげる手段なのだろう。
失恋は時間が解決してくれるのを待つしかないが、その間がもどかしいのも確かである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の失恋をしたことがある男女943名 (有効回答数)