ドラえもんのひみつ道具で欲しいのは？ →大人世代の闇が深すぎ
あなたはどんな「ひみつ道具」を求めるだろうか？
国民的アニメの代表格『ドラえもん』。世代を超え愛されている本作の特徴と言えば、なんと言ってもそのバラエティ豊かな「ひみつ道具」だろう。
これに関して、昨日19日に放送された『日曜もアメトーーク！』（テレビ朝日）が話題になっている。
■未来を見る子供 過去を振り返る大人
この日、番組では『ドラえもん芸人』と題し、ドラえもんのことが大好きで仕方ない芸人や、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔らが出演。
その中で「欲しいひみつ道具ランキング」が明かされたのだが、大人世代と子供世代でその回答には大きな隔たりがあったようだ。
まず子供たちの回答を見ると、「どこでもドア」「タイムマシン」「タケコプター」と、同作の代表的ひみつ道具が堂々のランクイン。人気の高さを証明した。
一方、大人たちは1位は子供と同じく「どこでもドア」なものの、2位以降はまったく違う顔ぶれに。その効果とともに紹介すると……
・もしもボックス→「もしもこんなことがあったら、どんな世界になるか」を体験する道具
・アンキパン→ノートや教科書にあてれば転写され、パンを食べれば簡単に暗記できる
・人生やり直し機→現在の記憶や能力を持ったまま、過去に戻ることができる
・どくさいスイッチ→任意の生物を消すことのできる道具。消された人物は最初から存在しなかったことになるが、スイッチを押した人だけは消された人物のことを覚えている
厳しい現実に日々直面している大人という生き物。嫌いな人と仕方なく一緒に仕事し、記憶力の低下に怯え、人生をやり直したいと考える悲惨な様子が見て取れるようだ。
これに対し、ネット上では以下のような声があがっている。
・ドラえもん芸人見てたら子どもは未来を見てみたいからタイムマシンがほしい！なのに大人は過去をやり直す道具ばっかり欲しがってて悲しくなった
・大人世代の欲しい道具が生々しいw
・大人が欲しいひみつ道具の闇が深い
・欲しいひみつ道具ランキング。大人の4,5位が重い…
・ひみつ道具はいいから、自分自身が4次元ポケットの中に消えてしまいたい
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■ドラえもんに現れてほしい人は5割弱
ちなみに、しらべぇ編集部の調査では「ドラえもんが欲しいと思う」と答えた人は全体の46.7％。30～40代が約6割ともっとも高く、それ以降は一気に数字が下がる。働き盛りで子育て中の世代は、現実から逃避したいと思う機会も多くなってしまうようだ。
TOEIC120点の記者としては「翻訳こんにゃく」が心の底から欲しいと思った今回の放送。あなたはどんな「ひみつ道具」を求めるだろうか？
（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20～60代の男女1,387名（有効回答数）
