流出注意は芸能人だけじゃない?Twitterのアカウントを使い分ける人たち
愚痴をこぼしたり、何でもないことをつぶやいたりと、気軽に使用できるTwitter。登録も簡単で、すぐにアカウントを作成できる。
しかし、アイドルなどの公認以外のアカウント――「裏アカウント」流出事件も多い。
自分のイメージを壊さないように、表では言えないことを裏で言いたくなる気持ちはなんとなくわかるが、アカウントをいくつか持っているのは芸能人だけではないという。
■若者ほど「複数アカウント持ち」
しらべぇ編集部が全国20代~60代のTwitter利用者581名に調査したところ、「アカウントを複数持っている」と回答したのは23.1%。4、5人に1人は複数アカウントを使い分けているとわかった。
この傾向は、特に若い世代で強い。
40代以降は15%前後だが、20代では36.0%もの人が複数アカウントを所持。そんなに「人に見られたくない」ことをネット上につぶやいているのだろうか…?
また、スマホゲームに課金したことがある人も、複数のアカウントを持っている割合が高い。
中には、有料のツイッターアプリを利用してアカウントを使い分けている人もいるそう。
こうした人たちは、なぜ複数のアカウントを持っているのだろうか? 実際に「使い分けている」という人に話を聞いてみた。
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①オタク趣味隠し
「すごい腐女子なんですが、仕事や友人には隠しています。ばれたらドン引きされそうだなーって。
メインのアカウントでは『こんなスイーツ食べちゃった!』『ネイル新しくしました!』みたいな女子力高めなことつぶやいて、裏ではオタク趣味全開。どっちも知ってる友達からは、『裏表やばいw』って笑われますね」(30代・女性)
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②仕事の愚痴
「メインのほかに、鍵をかけたアカウントが1つ。そっちで仕事の愚痴垂れ流してます。本当に垂れ流すだけなので、だれもフォローしてないしフォロワーもいない。
チラシの裏に書きなぐっているようなイメージですね。書くとちょっとすっきりするんで」(20代・男性)
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③恋人・家族専用
「家族専用のアカウント作ってます。今だったらLINEでいいんですが、昔から使っていて。両親に新しく移行してもらえばいいんですが…なかなか使い方を教える暇がなくて。家族でちょっとしたことを話すのに便利なんです。
恋人とも、LINEがなかったころは、Twitterの専用アカウントかDMでのやり取りがメインでしたね」(30代・男性)
こうして複数のアカウントを作る際、メールアドレスや設定に注意しないと、すぐにばれてしまう恐れも。
実際、「あの人の別アカウントなんだろうなーってやつが、オススメユーザーに表示された」ことがある人もいる。『流出』事件にならないようにご用心を。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~50代の有職者607名 (有効回答数)