フードコートはコスパが悪い？「子供連れには聖地」との声も
休日には、多くの人でにぎわうフードコート。ネット上では、マイルドヤンキーのたまり場と揶揄されることも。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代のフードコートに行ったことがある男女1,133名に「フードコートについて」の調査を実施した。「フードコートはコスパが悪い」と答えたのは、全体で28.6%。大半の人は、現状に満足しているようだ。
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■フードコートは子供連れの味方
性年代別で一番多いのは40代男性で、唯一4割を超えている。
長年に渡り外食を続けているうちに、評価が厳しくなった人も。
「お昼はずっと外で食べているので、安いお店に詳しくなってくる。ちゃんとした店舗で、価格も安いところがいっぱいあるから」（40代・男性）
また30代の女性が少ないのは、次のような意見がある。
「子供を連れていると、お店に入るのに気を遣います。フードコートなら元からにぎやかなので、多少うるさくしてもいい感じの安心感がある」（30代・女性）
子供連れの人たちにとってフードコートは、価格面だけではない魅力があるようだ。
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■安さか居心地の良さか
職業別では、会社員が3割と多めなのに対しパート・アルバイトでは2割を切る少ない結果である。
会社員よりもパート・アルバイトのほうが低所得だと考えると、やはりフードコートはコスパのいい庶民の味方と取れるだろう。
会社員の男性は、次のように語る。
「ショッピングモールなら、フードコートの他に店舗を構えた飲食店もたくさん入店している。フードコートよりも価格が少し上がっても、ゆっくりと食事がしたい」（30代・男性）
一方、パートで働く主婦は、家計のことを考えた発言が。
「入っているお店にもよるけど、飲食店フロアにあるお店よりフードコートのほうが若干安い。100円でも安いほうが助かるし、たくさんある中から選べるから子供も喜ぶ」（30代・女性）
それぞれの立場によって価値観が違うように、フードコートへの評価も変わるということのようだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2017年1月20日～2017年1月22日
対象：全国20代～60代のフードコートに行ったことがある男女1,133名 （有効回答数)
