「頼む戻ってきてくれ!」 NYに現れたオバマ氏を熱烈歓迎する人々
アメリカ合衆国前大統領のバラク・オバマ氏がニューヨーク氏に現れ、その姿を一目見ようとした群衆たちが押し寄せる様子がYouTubeにアップロードされ話題になっているようだ。
歓声の大きさはオバマ氏がそれだけ人々に愛された大統領だったということなのだろうが、中には「(現大統領の)トランプ氏に代わってもう一度大統領になってくれ!」という声も少なくないようで…。
■熱狂的な歓迎を受けるオバマ氏
https://www.youtube.com/watch?v=Y0YoOXcqy2Y
先月25日、ニューヨークの町中に突然現れたオバマ氏を迎えたのは、半ば狂騒状態のニューヨーク市民による熱烈なラブコールだった。
普通に考えれば、新しい大統領が選出されるのは前の大統領が求心力を失ったタイミングであることが多い。にもかかわらず前大統領がこれほど熱狂的に歓迎されているのは驚きだが、周辺の警備の様子もこれまたすごい。
要人を警護するためにSPが付くのは当たり前のこと。しかし、彼を取り囲む物々しいSPや車列の数は、まるで現職の大統領クラスである。
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■このニュースに対する人々の反応
「俺の中では最高に良い大統領だった」
「もう一度戻ってきてくれないかなぁ」
「こんなに警備が厳重なの?おちおち買い物にもいけないじゃん」
「あれ?トランプさんの就任式よりも人がいるんじゃない?」
「オバマさん助けて!変な人たちが国をめちゃくちゃにしてるんだよ!」
「ワオ、自分もそこにいて大統領を一目みたかったよ」
「懐かしいなぁ、俺たちの国がまだ良かった頃。今はもう…」
「トランプがこれを見たら『これは嘘ニュースだ。誰もそこにはいなかった』とか言うんだろうな」
「なんでこのニュースがトレンド入りしてるんだ?こんなのアンフェアだ。YouTubeによる意見の押し付けだ」
「トレンド入りしてるCNNのニュースは全部フェイクだって言うんでしょ」
「オバマ氏のファンだからってトランプ氏を憎むのはやめよう、今の大統領は彼なんだから」
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■フランスでも大統領に!?
ちなみにCNNの報道によると、フランスでは「オバマ氏を我が国の大統領に」というゲリラキャンペーンが行われているそうだ。
もちろんこれは不可能だしジョークの一種でもあるのだが、それだけオバマ氏が為政者として尊敬され、フランス国民が現政権に不満を持っていることの現れなのだろう。
町中に現れただけでこの騒ぎなのだから、オバマ氏が平穏な日常を取り戻せる日はまだまだ来そうにない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)