インターホンはなってるけど…ついつい居留守してしまう人
「ピンポーン」とインターホンが鳴っているが、いいか…と出ない。そんな風に、居留守を使ってしまったことがある人は多いだろう。
たまたまお手洗い中だった、お風呂に入っていたなど、在宅はしているが出られない! 場面もあるが、基本的に居留守している人もいる。
■居留守を使うのは女性が多め
しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1,363名を対象に「居留守を使う」かどうか調査したところ、全体の34.1%が「よく使う」と回答。
男女年代別で見てみると、特に20代~40代の女性が目立つ。
家を訪ねてくるのは、宅配便だけではない。近所の人だったり、営業だったり…なかには「訪問詐欺」もいる。若い世代では近隣住人との交流が少なくなっており、「インターホン=宅配便か迷惑な来客」と考えている人が多いのかも。
そうであれば、面倒な目に遭いたくないからそもそも出ない、と考えていてもおかしくない。
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■「私が出ない理由」
「基本的に、チャイムが鳴っても無視しますね。うちのマンションは宅配ボックスがあるので、宅配便であればそこに入れてもらえる。直接受け取りじゃないといけないものって少ないですから」(40代・女性)
「宅配便やネットスーパーなど、受け取る必要があるものはすべて時間指定にしています。その時間以外に来た人はスルー。過去に『水道局のほうから来ました』詐欺に出てしまい、大変な目に遭って。それ以来、インターホンに出ることすらしません」(20代・女性)
「私の実家はご近所づきあいが盛ん。一軒家でインターホンがなかったため誰が来ても玄関を開けていました。その結果、宗教の勧誘に1時間粘られたり、新聞の勧誘が帰ってくれなかったり、訪問詐欺が連日来たり。1人暮らしを始めてからは、自分で対応できる自信がないので出なくなりました」(30代・女性)
中には、「基本居留守。宅配便は再配達で時間を指定して送ってもらう」なんて人も。こうした人が増えれば、宅配便業者の手間が増える。
防犯上の理由などで居留守をする場合、少し前に話題になった『自作宅配ボックス』のように、出来る限りの対処はしておいたほうがいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1363名 (有効回答数)