LINEを使って家の戸締まり 最新IoT防犯機器に熱い視線
IoT家電は急速に普及しつつある。
その中でも、防犯用品は注目の的だ。インターネット接続が必要な家電と言えば、やはり部屋の錠前だろう。誰にも「そういえば、家の戸締まりちゃんとしたっけ?」という経験はあるに違いない。
そうしたことを防ぐ上でも、「錠前の遠隔操作」はもはや必須のものになりつつある。
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■扉の開閉をLINEで通知
株式会社Stroboが、『leafee Premium』という防犯システムを発表した。
これは窓や扉の開閉を検知できる『leafee mag』を使ったネットワークサービスで、世界のどこにいても自宅の戸締まりを確認することができるという代物。状況の表示はLINE経由で行われる。
たとえば、何らかの理由で留守中の扉が開いた場合、LINEから通知が来る。この仕組みを活かして、子供の帰宅を知らせる仕組みを構築することも可能だ。
leafee Premiumは、4月からベータ版が導入されるという。月額料金制で、980円から利用できる。
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■「ホームセキュリティ」が身近な存在に
ホームセキュリティは、まだまだ一般的なものとは言えない。
それはやはり、利用料金の高さが原因である。警備会社にセキュリティを頼むと、どうしても初期費用と月額料金で頭を悩ませることになってしまう。自宅が何かしらの店舗を兼ねているのならともかく、そうでなければ「戸締まり」というものにあまり費用をかけられない。
だが、日に日に進化するテクノロジーがそうした状況を打ち破りつつあるのだ。
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■防犯機器とテクノロジー
そしてIoT防犯システムの普及は、世界的な傾向でもある。
海外のクラウドファンディングサイトにもそうした製品が続々登場しているが、やはり防犯意識は人が生活を営む上で絶対に廃れないものだ。ヨーロッパでは人々の防犯意識がウォード錠というものを生み出し、それが機械テクノロジーの基礎になっていった。
錠前から最先端技術が生まれる。こうした現象は、今後も発生するはずだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)