高年収ほどどこでも寝られる!?床で寝ていて死体と勘違いも
ちょっとした移動中や待ち時間、あっという間に寝てしまう人がいる。椅子に座ったままや「え? そんなところで!?」と思いがけない場所で、ぐっすり眠ってしまうケースも。
「枕が変わると眠れない」など、旅先などで困る人にとってはうらやましいが、どれくらいの人がどこでも眠れるタイプなのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,363名を対象に「どこでも眠れるほうだ」という人の割合を調査した。
■どこでも寝られる人は大物!?
全体では33.5%が「どこでも眠れる」と回答。3人に1人はベッドや布団といった場所でなくても、寝てしまえるようだ。
男女別で見ると男性は36.2%、女性は30.8%で男性の方が、5.4ポイント高い結果に。
性別・年代別で比較してみると
女性はばらつきつつも概ね30%前後だが、男性は年代が上がるごとに上昇。60代は1.5ポイント下がるが、50代以上は4割を超える。
また、みんなが騒いだり、意外な場所でも寝ていたりする人を見ると「大物だな」や「大物になるな」などと言ったりするが、実際にそうなのか。
ちなみに年収別で見てみると
きれいに年収に比例して、「どこでも眠れる」人の割合が上昇している。
年収300万円未満27.8%に対して、1,000万円以上は半数超えの57.1%で、30ポイント近い差が開いた。
どこでも寝てしまえるような度胸があるから、高い年収をもらえるポジションをゲットするのか。どこでも眠れるから、タフな仕事を乗り切れるのか。
日本特有の文化として「寝てない自慢」があるが、この結果を見る限り「どこでも寝られる自慢」の方が、実践的なのかもしれない。
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■清掃員のおばちゃんが死体と勘違い
実際に「どこでも眠れる」人と、「身近に、どこでも寝てしまう人がいる」という人に、話を聞いた。
「どこでも、すぐに寝られます。出張が多いのですが、移動中は寝ようと思えば休息に充てられますし、宿が酷くても全然問題ありません。ただ新幹線移動などは、うっかり乗り越してしまうと大変なので、行きは寝ないように注意しています」(30代・男性)
「夫がどこででも寝られます。自分の家はいいのですが、旅先などで先に寝られてしまうと、なかなか寝つけないことってないですか? 今は慣れましたけど、つき合っている頃は先に寝られるのがイヤで、ずいぶん文句を言いました。とにかく静かで、暗いところで、ジッとしていると寝てしまう。映画デートは恋愛ものは即撃沈なので、派手なアクション作品とかでないとダメでしたね」(40代・女性)
「制作会社に勤めていて、同僚がどこでも寝ます。椅子に座ったまま寝て、床に落ちても起きません。ある時、徹夜明けにその状態で寝ているのに気づかずにいたら、早朝に来た清掃員のおばちゃんが、どういうわけか『死体が転がってる!』と勘違いして大騒ぎになりましたよ。(笑)」(20代・男性)
死体と思い込むのは大げさだが、会社の床に人が転がっていたら、体調が悪くて倒れたと思ってしまいそう。少なくとも「健やかに眠っている」とは考えにくいシチュエーションだけに、発見した人の方が気の毒である。
思いがけない場所で眠ってしまい迷惑をかけるのは避けたいが、高年収を目指す人は、「どこでも寝られる」スキルを身につけることを検討してもいいのかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)