もっとも他人の目を気にするのはどの街の人?京都を上回ったのは…
世界の中でも「横並び意識が強い」と言われる日本。島国としての閉鎖性ゆえか、他人の目を気にしてしまうことは、誰しも少なからずあるだろう。
まわりの人をまったく気にしない「傍若無人」という言葉は、自分勝手な人をあらわす否定的な言葉として使われる。
しかし、その傾向には地域性があるのだろうか? しらべぇ編集部は、20〜60代の男女1,378名に全国主要11都市の中から選んでもらった。
■他人が気になるのは「東京・京都」
4割の人が「もっとも他人の目を気にする」と答えたのは、首都・東京。すべてのエリアで1位を獲得した。
2位に入ったのは京都で2割弱。地元近畿(25.1%)や甲信越(23.3%)で、とくに支持が目立った。
3位は、大都市圏のわりに横並び意識と閉鎖性が高いとも言われる名古屋、ほぼ同率で横浜が続く結果だ。
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■東京と京都の「人の目」は異なる?
4割が「人の目を気にしそう」と答えた東京都民だが、たしかにファッションにこだわる、学歴など見栄を張り合う人などは少なくないだろう。
一方、知らない人ばかりなので「近所の(監視の)目」といった住民同士の人間関係は希薄だ。
逆に、街としての歴史が古い京都での「他人の目」は、こうした人と人とのつながりをイメージしている人が多いのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)