救われた!「電車で子供が泣いた時」に周囲にされた感動体験3選
電車内で子供が泣いた時に、周りがなんの気なしにした些細な行動でも、母親にとっては大きな支えになるのかもしれない。
しらべぇ取材班は、子供がいる人たちに「電車で子供が泣いた時に周りにされた感動体験」を調査してみた。
①「かわいいー!」とはしゃいでくれる
「僕と生後半年の子供で電車に乗っていたんですが、大泣きされて。周りには白い目で見られるし、子供とふたりで電車に乗るのも初めてで、
『どうしたらいいんだ…』と、いい大人な僕も泣きそうになっていたんです。そうしたら、横に座っていた若い女性ふたりが、うるさく泣くわが子を見て、
『きゃー! かわいいー!』と言ってくれて…。たったひとことですが、泣く子供を見ても、笑顔を見てくれる人がいることがすごく嬉しかったです。
失礼な話ですが、『かわいい』を連発する子たちを見ると、『バカかよ』とか見下していましたが、これ以降、本当に若い女性を見る目も変わりました…」(男性・36歳)
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②目があったらニコッと笑ってくれる
「電車内で子供が泣いてしまい。周りからは迷惑なのと好奇心なのとでジロジロと見られて、ペコペコと謝るしかなく。
こういう時ってほんとうに親として落ち込むんですよね。もう電車乗りたくない、子供と出かけたくない、とかノイローゼ的に思っちゃって。
その時に目の前にいたオジさんと目があったら、オジさんが『頑張れ』的にニコッと笑ってうなずいてくれたんです。
子供が泣いた時に、怖い顔で見られるばかりで、笑顔を見せたくれた人なんていなかったので、すごく嬉しくて…また子供ともお出かけしようって思えました」(女性・30歳)
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③まるで知り合いのように話しかけてくれる
「ラッシュ時の満員電車に乗ったんですが、それだけで子供はギャン泣きで。さらに運が悪いことに、その電車が事故で止まってしまい。
閉じ込められたぎゅうぎゅうの車内で、子供が大泣きするもんだから、周りからは露骨にため息などつかれたり、敵意のある目で見られたり…。
そんな時に、横にいた女性がキーホルダーのぬいぐるみを動かして子供をあやしてくれて。それだけでも嬉しいのに、私にもまるで知り合いのように、
『赤ちゃん抱っこしてこの電車は大変ですよね』とか話しかけてまでくれて。本当に感動して…降車後も、姿が見えなくなるまでずっと頭を下げ続けました」(女性・36歳)
電車で泣いている子供を必死になだめている母親を見かけたら、これらの行動をしてあげたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)