築地より安い?『羽田市場・銀座直売店』が品揃えも価格も最強
日本全国から、さまざまな魚介類をはじめとした食材が届く築地市場。場外市場は一般でも購入できるため、観光客も多く利用している。
そんな中、築地市場近くにプロさえも「築地より安い!」と評価する鮮魚店『羽田市場 銀座直売店』がオープンした。
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■いざ銀座へ
ウワサによると羽田飛行場に空輸で届けられた新鮮な魚を、銀座とは思えない激安価格で購入できるとのこと。コレは魚好きとしては行ってみなければなるまい!
ということで車を使い銀座へ。「銀座直売所」という店名ではあるが、場所的には汐留や東銀座エリアで、銀座の中心部からはやや離れた場所にある。
奥の通りに入って歩くこと数分、店に到着! いったいどんな魚が取り揃えられているのだろうか…。
入店するとすぐ横に、金目鯛などの高級魚からホウボウのようにスーパーなどでは珍しい魚もお出迎え!
産地も屋久島や和歌山、長崎など全国各地のものが豊富にあるようだ。
また、魚種によっては「神経締め」や「活け締め」など、釣り上げたあとの処理方法も書いてあり、鮮度を保つこだわりも見受けられる。
店内はこじんまりとしているのに、魚介類の種類はムチャクチャ豊富である。
この長崎県産の釣りマサバを店員に「刺身でも食べられるんですか?」と聞いたところ食べられるとのことだったので購入。大きさにもよるが1尾1,000円ぐらいだ。
店舗には「お刺身にもしてもらえる」と書いてあったが「三枚おろしまで」とのことだったので、おろしてもらい、あとは自宅で調理することに。
半身を皮をはぎ骨を取りぶつ切りにして薄口醤油だけで味付けし、サバの刺身が完成! 青魚特有の生臭みも一切なく、身の弾力がスゴい。
居酒屋で食べたらけっこうな値段がしそうなお味である。
ちなみにサバはいくら新鮮でもアニサキスという寄生虫がいる恐れもあるため、素人が生食するにはややリスクがあるので気をつけよう。
一緒に買った1箱1,850円のロシア産ウニは苦味がほとんどなく、こちらも美味しかった。
残った半身は翌日から揚げに。釣り物で身の締まりがいいため、ホクホクの仕上がりになった。
価格については築地がそもそも激安価格ではないため判断しづらいが、都心で日本全国の新鮮な魚をリーズナブルな価格で買えるのは非常に嬉しい。
品ぞろえも価格も最強レベルの『羽田市場 銀座直売店』魚好きならぜひ行ってみよう。
【羽田市場 銀座直売店】
所在地:東京都中央区銀座8丁目15−6 クリスタルスクエア
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)