とろり濃厚スープ!熊本・菊池ラーメン『幸帝』がウマすぎる
熊本ラーメンといえば、『桂花ラーメン』や新横浜ラーメン博物館にも入る『こむらさき』、地元で古くから愛される『黒亭』などが有名。
白濁したとんこつスープに、焦がしニンニクやニンニクを揚げたマー油が入るのが特徴だ。
しかし、ちょっと足を伸ばして空港近くの菊池市に行けば、ラーメン通をもうならせる一杯と出会うことができる。
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■とろりとクリーミーなとんこつスープ
菊池市にある『幸帝ラーメン』は、食べログスコアでも3.51の人気店。しらべぇ取材班も注文してみたところ…
さすが、熊本らしいとんこつスープ。国産豚のバラ肉チャーシューが5枚並び、たっぷりのネギと海苔。さらに、自家製の焦がしニンニクがアクセントに。
九州のラーメンが好きな人は、「博多・長浜や熊本は、同じとんこつでもやや薄い。久留米ラーメンはどろりと濃い」といった印象があるかもしれない。
しかし、こちらのスープは、とろみがあってクリーミー。とんこつ100%で、じっくりとうま味を引き出している。
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■豆板醤入りの「あまからラーメン」もうまい
こちらは、とんこつスープに豆板醤を溶かした「あまからラーメン」。唐辛子が効いているので、焦がしニンニクは、こちらには載らない。
麺は、熊本伝統の中細ストレート麺。ぷつりと歯ごたえが心地よい食感だ。
チャーシューは薄切りだが、5枚載っているのでボリュームたっぷり。ご飯を頼んで「ラーメンライスwithチャーシュー」で食べるのも楽しいだろう。
温泉やメロンの産地として知られるのどかな菊池市でも、こんな見事な一杯がいただける熊本県。ラーメン文化のレベルの高さが伺える。
【幸帝ラーメン】
住所:熊本県菊池市西寺1751-8
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)