『月曜から夜ふかし』人気の弊害?「地方」という言葉をよく思わない地域
日本テレビ系列『月曜から夜ふかし』や『秘密のケンミンSHOW』など、地方を取り上げている番組が人気を集めている。
しかし一方で、その「地方いじり」により、特定地域のイメージダウンを嘆く人もいるようだ。
また夜ふかしが京都のイメージ悪くするー京都のこと嫌いすぎるやろー。悲しい#月曜から夜ふかし
— まぁちゃん (@maaachan84) 2016年11月28日
では、「地方」という言葉にネガティブなイメージを持つ人はどのぐらい存在するのだろうか。しらべぇ編集部は全国1,368名を対象に調査してみた。
■一番「地方」であることに自信を持っているのは…
「『地方』という言葉にネガティブなイメージを持っている」と回答した人がもっとも少なかったのが、四国。それに北海道と東海地方が続く。
大都市とは言い難い場所に住む四国民が、「地方」という言葉に負のイメージを持っていないということは、自分たちの故郷に自信を持っていることの裏返しだとも言えるだろう。
続く北海道は、東京や大阪といった大都市から離れているとはいえ、大自然や海鮮など、日本の中でも唯一無二の特徴を持つ都道府県。
その自信が、きっとこの数値に表れているのではないだろうか。
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■北関東3県がトップに
一方、もっとも「地方」という言葉によ良くないイメージを持っている地域は、上位から北関東、東北、首都圏という結果に。
北関東とは具体的に群馬、栃木、茨城を指すが、たしかに群馬県をはじめ、同3県はなにかといじられるイメージが強い。
2位の東北に比べ、北関東は首都圏に地理的には近いはずだが、彼らは全国の中でも「地方」という言葉に人一倍敏感な人たちなようだ。
4月は新しい出会いがある季節だが、仲良くなるためとはいえ、知り合った人の出身地をいじりすぎることがないよう、気をつけたい。
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(文/しらべぇ編集部・阮)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)