てるみくらぶ「自力で戻れ」に『電波少年』思い出す人続出
破産が大きな騒動になっている格安旅行会社「てるみくらぶ」。振り込んだお金が戻ってこないなどさまざまなトラブルが起きているが、その中でも気になるのが現在、海外渡航中の人たちだろう。
同社は、すでに海外へ出国した人については、「自力で対処してもらうしかない」としており、あまりのパワーワードに世間が震撼した。
■『進め!電波少年』のあのノリを思い出す世代
しかし、社長のこの発言を聞いて、意外なテレビ番組のことを思い出す人もいたよう。それは『進め!電波少年』だ。日本テレビ系で放送されていた本番組は、数々の体当たり企画で爆発的な人気を博した。
中でも、有吉弘行が組んでいたお笑いコンビ・猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイク旅は好評で、数々の無茶振りを受けていたが……まさかこんな流れで思い出すことになるとは。
「海外へ出国した人は自力で対処しろ」とか、てるみくらぶってアレか、新しい「進め!電波少年」なのか。
— tadataru (@tadataru) 2017年3月27日
てるみくらぶの破産で旅行中の人は自力で戻ってこいとか、俺ら世代だと完全に電波少年じゃねぇかと思ってしまう。松本明子と松村邦洋が首だけの姿で
「「海外旅行から自力で帰国、したい~~~~!!!!!」」
とか言って事情知らない若手芸人がTプロデューサーに連れていかれるの想像できる。
— マルキン (@ma_ru_kin) 2017年3月28日
てるみくらぶの「既に海外に到着しちゃった人は宿も飛行機も無いので自力で帰国して下さい」という電波少年みたいなノリ、とりあえず帰国したその足で社長をぶん殴りに行って良いと思う。
— キキ (@kiki8848) 2017年3月28日
てるみくらぶ、平成一桁的には完全に電波少年なんだよね
— 山ちゃん (@mitchiesaaan) 2017年3月29日
旅行慣れしている人はともかく、初心者であれば本当に大変な帰国になりそうだ。
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■昔のテレビ番組はインパクトも大きかった?
さまざまな企画で熱狂的な視聴者を獲得した『電波少年』だが、その過激なノリは今のテレビではなかなかできそうにないもの。
しらべぇ編集部の調査では「むかしのテレビ番組より今のほうが面白いと思う」と回答した人は8人に1人と出ているが、同番組のようにエッヂのきいた番組はたしかに多かったような気も。
演出でも企画でもなく、『電波少年』になってしまった人たちは、なんとか無事に帰国してほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月16日~2016年3月22日
対象:全国20~60代の男女1352名(有効回答数)