彼氏ゲットやストーカー化の危険も…『寝落ち通話』ハマる女子たち
テレビを見たままや、ゲームをしたまま意図せず眠ってしまう「寝落ち」は、だれしも経験したことがあるだろう。
しかし、最近ツイッターなどで「#寝落ち通話」なるハッシュタグを目にすることがある。
一人はさみしい
一人はつらい
決してかわぼじゃない私だけど
誰かかまって#寝落ち通話#寝落ち通話相手募集 #寝落ち#通話相手募集 #通話募集— かこむはかまちょなフレンズ (@mamorun00) March 21, 2017
https://twitter.com/gamagaeru0526/status/847878062343573505
https://twitter.com/mirukuminto/status/847841673958744066
よくよく見るとネットで寝落ち通話相手を無差別に探している人が多いようだ。
だが、見知らぬ他人と寝落ち通話をして楽しいものなのか。そもそも、なぜ寝落ち通話相手を求めるのか。
しらべぇ取材班は、実際に寝落ち通話を楽しむ女性たちの話を聞くことができた。
■寝落ちを駆使して意中の相手をゲット
20代女性Aさん:5年ぐらい前からはじめました。ネットで知り合った友人と深夜に話をしていると、そういうことをする機会があったって感じでした。でも、寝落ち通話をすると相手が自分に対して好意的になることに気付いたんです。
それから気になった男の子に対して、寝落ち通話を誘うようになりました。眠くなると心の壁が取り払われる状態になるんですよ。そこで好きって言ってみたり、相手に好きって言わせてみたりすると、どんどんその気になってくれます。
2~3回すれば、もう付き合えちゃいますね。基本的に寝落ち通話をしていることは、共通の友人に隠してます。そうやってヒミツっぽくしたほうが効果的なので。
今は彼氏がいるのでしてませんが、別れちゃったらまたするかもしれませんね。
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■寝落ちは眠れない夜の安定剤になる
20代女性Bさん:3年ぐらい前、一人暮らしをはじめてからですね。独り寝がどうしても苦手で、眠れないんです。夜もずっと起きちゃうんです。
相手は男でも女でも関係なくて、通話がつながっているってだけで安心感を得られるんです。それで落ち着いて眠ることができます。
でも、たまに相手が自分をめちゃくちゃ好きになってネットストーカーになっちゃったこともあります。そういうの、本当に怖いです。
でも女性で寝落ち通話をしてくれる人って少ないんです。だから、どうしても男性に頼ることになります。いつか、ひとりで眠れるようになったら、辞められるとは思うんですが…。いまはいつ辞められるのかわからないです。
寝落ち通話をする人にも、いくつかタイプがあるもよう。
もし眠れない夜を過ごしているのなら、暇つぶしのついでに…というのもありだが、ネット上にオープンで募集するというのはやはり危険が伴うことも多いだろう。
安眠を脅かすような相手には、くれぐれも注意したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)