採れたてを食べまくり 食育にもなる果物狩りは女子も大好き
イチゴ、さくらんぼ、梨、ぶどう、りんご、みかん…果物狩りは楽しみがいっぱい。
ゴールデンウイークが始まり、春のレジャーシーズンも本格化。多くの観光地がにぎわう季節だが、さまざまな行楽の中で楽しみなのはグルメだろう。
■果物狩りが人気
新鮮な旬の食べ物は美味しいが、レジャーとして盛り上がるもののひとつは果物狩り。普段はパックや袋詰めのものを店頭で購入するだけのフルーツが、収穫前の状態で広がり、採れたてを味わえるだけでなく、摘む作業自体もワクワクする。
この時期、関東であれば多くのエリアでイチゴ狩りが楽しめ、愛らしい真っ赤なイチゴが宝石のように散りばめられた様子は、かなりテンションが上がる光景だ。
そんな楽しい果物狩り、どれくらいの人が楽しんでいるのだろうか? しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,336名を対象に「果物狩りに行ったことがある」人の割合を調査した。
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■全年代で半数以上の女性が
全体では半数を超える57.6%が「果物狩りに行ったことがある」と回答。男性は50.2%だが、女性は65.0%とかなり高めの割合だ。性別・年代別で見てみると
20代女子が59.4%でわずかに6割を切るものの、それ以外の全年代で女性は60%台後半。男性は全般に半数を割り込んでいるが40%台後半で、60代が62.0%と男性平均を押し上げた形に。未既婚で比較すると
未婚者が48.7%で半数以下なのに対し、既婚者は65.5%と17ポイント近い開きがある。
女性同士でのツアー参加も多いが、やはりメインは家族連れ。子供や女性が喜ぶレジャーとして、男性が家族サービスを考える時には「かなり高得点」の選択肢として検討してもよさそう。
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■コスパとかどうでもいい
実際に「果物狩りに行ったことがある」という人に、その魅力を聞いてみた。
「果物は大好きなので、とにかくテンションが上がります。いっぱい実っているのを見るのもワクワクするし、『これを好きなだけ、食べていいんだ!』という高揚感ってば…。もちろん制限時間はあるし、量が決まっている場合もあるけど、とにかく楽しいです。
ものや状況によっては、『スーパーで買った方が、安いよな』っていうのもあると思うんですけど、摘みたてを食べられるのは代えがたいし、パックの残りを考えなくていい、美味しそうな実だけを自分で選べるって、もうコスパとか関係ないし、どうでもいい!(笑)」(20代・女性)
「子供たちが果物狩り大好きで、季節ごとに関東や近県に車で行きます。自分で摘んだものを食べるというのが、とにかく楽しいようで、まだ小さいので、たくさん食べられないのですが、普段の食の量を考えるとびっくりするくらい、いっぱい食べますよ。
旬のものを食べるということだけじゃなく、木になっているところを見られますし、夫とも『美味しい食育だよね』と言っています」(30代・女性)
多くの果物や野菜がスーパーで一年中買える時代、その季節だけできる果物狩りは、確かに食育にもなりそう。
車でのアクセスが必要な場所が多いものの、都会から比較的近いエリアでも楽しめる農園は少なくない。お出かけ予定はなかったけれど、子供に「どっか連れてって!」攻撃にあったら、日帰りで行けそうな場所を探してみては。
(取材・文/Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)