オバケがタクシーを停めることはできるのか？　「幽霊」になって検証してみた

夏に多く話される怖い話でよくあるのが『タクシー』と『幽霊』の合わせ技。

いつの間にか隣の席に幽霊が座っていたり、助手席から覗きこまれたりなどが定番のパターンだが、話としてムリがあるのではないだろうか？

■なぜムリがあるのか

そこらへんの路上に幽霊がいるのならまだしも、タクシーに乗るためには一度停めて乗車する必要がある。

勝手に乗るのは高速で移動しているしドアが閉まっているしムリ。普通の客と同じようにしなければならないのに、幽霊がタクシーに乗っているなんて、まずありえないはずだ。

しかも幽霊はだいたい白装束を着ているので、そんなおかしな恰好をしていたらきっと乗車拒否もされるはず。そうなると幽霊タクシーの怖い話は、完全に破綻していると考えられる。

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■「幽霊」になって検証

幽霊タクシー破たん説が正しいのか検証をすべく、しらべぇ編集部の亜希子記者が体を張った。白装束と幽霊お決まりの『三角のヤツ』をつけて、タクシーを停めてみることに。

もしタクシーが乗車拒否をするようなら、幽霊タクシーは幽霊がいるかいないかを差し置いても絶対にムリ。もう怖がる必要すらなくなってくる。

嫌がる彼女をムリヤリ路上に立たせ、実証開始。果たして結果は…

そのまま路上に立つこと数分。初めて来たタクシーを停めてみると…

詳細は動画をチェックしてほしいのだが、なんと1台目から即タクシーを停めることに成功！

亜希子記者いわく、

とのこと。「幽霊が運転手から見えていればタクシーに乗ることは可能」という結果になった。

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（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男）