思い込みは禁物! ミスしがち・間違えがちなビジネスルール3選
思い込みや独りよがりな判断で、大きなミスを招くことも…
社会人になり、少しずつ仕事を任され始めると、気づかないうちに間違った「ビジネスルールの落とし穴」にはまっていることがある。
「自分では正しい」と思っていても、実は「大きな間違い」だったため、後でとんでもない目にあった…ということも。
一体どんなことが、知らなかったでは済まされない「暗黙のビジネスルール」なのだろうか? しらべぇ取材班では、「陥りがちな間違い」について新人教育をして15年のベテラン社員に聞いてみた。
■仕事が遅延するのは相手の責任
「社内でも社外でも納品が遅れるというのは、ビジネスで信頼がなくなる理由の一つです。
もし遅れそうであれば、あらかじめ何かしら、調整をしておくというのがルール。それを『お客様からの返しが遅かった』『社内の確認がかかりすぎて…』なんて言い訳は大間違いです。
それは、自分のディレクション能力の問題。自分が主担当であれば、調整をするのも仕事なので、徹底改善するようにさせています」
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■一般用語を使えば伝わるはず
「例えば、『キックオフ』という言葉は業界によって若干ニュアンスが異なります。なかには、上層部が社内用に『お客様との初めての打ち合わせ』を『キックオフ』と呼んでいるケースもあります。
これは使い方が間違っていても、『社内ルール』であれば合わせなければなりません。仕事上、一般的な使い方というのはベースとはなりますが、業界や会社によって異なるので、揃えて使わないため話が通じず、お叱りを受けたケースもあります」
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■メールを送ればボールは相手側にある
「これもよくありがちなのですが、メールを送れば相手に伝わっていると思い込むケース。メールは、迷惑ボックスに入っていたり、場合によっては見落とすこともあります。
最悪、自分のメールフォルダーに下書き状態で、送ってなかった…など、そもそも送信できていないこともあります。もし返信が必要なメールで、1営業日経過しても返信がなければ、電話や再送をすべきです」
「ビジネス」で思い込みは禁物。上記はあくまでも一例に過ぎないが、チームで動くことも多いビジネスにおいて、独りよがりな動きは避けるべきだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)