「やる気はスイッチではなくペダル」 秀逸表現に共感集まる
モチベーションを維持するには考え方を変えることも大事。
仕事でも勉強でもスポーツでも、大事なのはモチベーションを維持すること。それが欠けてしまうと、どんなことでも尻すぼみになってしまうものだ。
しかし、多くの人が感じているとおり、やる気をコントロールすることは難しい……そんな人に役立ちそうな内容のブログが、ネット上で話題になっている。
■やる気が「スイッチ」ではない理由とは
6日に「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「やる気はスイッチの姿をしていない」というエントリー。投稿主はやる気を「自転車のペダルのようなもの」と表現する。
その理由は「こぎ始めの大変さ」や、「こぎ続かないと止まってしまうところ」「急坂がきたりギアを選び間違えたりするとこぎ続けられないこと」などだそう。
たしかに、やる気はすぐに出てくるものではなく、むしろやっていくうちに出てくるもの。スイッチを押せば動き始める機械のようには、人間は単純ではないということだろうか。
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■共感の声が相次ぐ
このエントリーは多くの共感を集めた。以下、その一部を紹介すると……
・やる気スイッチ、ずっと探しているのですが見つからなかったのは、きっと形が違ってたからなんですね。明日からは自転車のペダルを探してみます!
・これは上手い。最初の一歩が一番重いんだよな
・おー! これはいい
・ブレーキが利かず止められないのも自転車に似ている
・ペダルは良い例え。「やる気」について脳波実験したことあるけど、行動せずに「やる気」を出すには脳内で具体的に行動するシミュレーションが必要だった。つまり、結局、やりはじめるのが一番楽なやる気の出し方。
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■やる気のアップダウンが激しい人は4割も
ちなみに、しらべぇ編集部が行った調査では「やる気の上下の差が激しい」と答えた人は全体の4割弱。男性に比べ、女性は12ポイントほど高い結果となっている。
維持するのが難しいモチベーション。上手に付き合うためにも、その捉え方を変えていくのも大事なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20~60代の男女1378名(有効回答数)