「趣味代は生活費」 オタクの気持ちを代弁したツイートに共感殺到
「オタク係数」はわかっていてもなかなか下げられない?
お金を貯めるには節約が必要。支出における無駄を見直すことが大切だが、「自分にとって何が無駄で、何が欠かせないか」はその人にしかわからないものだ。
今、お金と趣味にまつわるとあるツイートが大きな共感を集めている。
■「オタクは生活費」
ツイッターユーザーの、檻に手を入れないでください (@dn654sakata)さんの投稿。「オタクじゃなきゃ金はあったかもしれない」と前置きしつつ、「オタクだから生きていけてる」ため、趣味にかける費用はあくまで生活費、というツイートだ。
オタクはオタクじゃ無きゃ金はあったかもしれないけど、オタクだから生きていけてるからこれは生活費なんだよな
— 檻に手を入れないでください (@dn654sakata) 2017年5月7日
普通、趣味にかかるお金は娯楽費・交際費などとして扱われるものだが、オタクは趣味がなければ生きていけない人種。そういう意味では、「生活費」と言うのも納得できる。
いやむしろ、人によっては「家賃」や「光熱費」など、避けて通れない支出と言ってもいいのかもしれない。
このツイートには多くの共感の声が寄せられ、8日12時の時点で23,000以上のRTを獲得。以下のようなリプライも確認できる。
・激しく同感
・生活費というより人生投資だと思いました
・私は金の使い道がハロプロとかのグッズなんでそれがなくなったらつまらない人生ですね。本当は歳も歳だから結婚や自分磨きに使ったほうがいいんでしょうが、全然興味がないのでね
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■趣味に毎月1万円以上かける人は2割
ちなみに、しらべぇ編集部が行った調査では「毎月1万円以上支出する趣味がある」と答えた人はちょうど2割。男性は女性に比べると、2倍近い該当率となっている。
月に1万円、というのは濃い趣味を持つ人であれば決して高いハードルではないはずだが、ここをクリアしている人は決して多数はではないようだ。
「エンゲル係数」ならぬ「オタク係数」は、ある種の人々のとってはどうしても削れない、聖域のような存在なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20~60代の男女1368名(有効回答数)