散らかってると幸せ遠のく!?片付けられない人の特徴は
整理整頓したいけどできない…片付けが苦手な人の特徴がちょっと痛い結果に
スッキリ片付いた机や部屋は、使いやすく、きちんとしたイメージを人に与える。逆に、ごちゃごちゃしていると“だらしない”印象になりがち。
断捨離やミニマリストがブームになり、片付けられない、捨てられない人は、ちょっと肩身が狭い気持ちになる。
しかし、「片付けが苦手」という人も少なくないのでは? しらべぇ編集部は全国の20~60代の男女1,336名を対象に、「片付けが苦手だ」という人の割合を調査した。
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■片付かない人は幸せになれない?
全体では46.8%と半数近い人が、「片付けが苦手だ」と回答。男女別では完全同数で、男女での差異は見られない。
しかし、性別・年代別で見てみると
20代と40代女性が54.1%と最多、男性は50代の50.0%が最も高く、60代では男女共に4割を切った。
年齢を重ねると自分にとって「必要なもの」が、明確になっていくのだろうか。
そして気になるのは、特徴別のデータ。
最も多かったのは「いま、自分は不幸だと思う」の60.9%、次いで「ダメな異性が好きだ」も6割超えの60.1%、「恋愛が苦手だ」58.5%が続いた。
よく風水などで、片付いていない状態は良い気が入ってこず、運気が下がる…なんて言われるが、やっぱり片付けられない人は、幸せになりにくいのだろうか?
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■散らかってるけど秩序はある?
実際に「片付けが苦手」という人や、「身近に片付けられない人がいる」という人に話を聞いた。
「片付けが昔から苦手です。親も苦手なので『遺伝だ』と開き直ってるけど、きちんとしたい気持ちはあるので、自分でもダメだと思いますね。
ただ、どこに何があるかはわかっていて、下手に片付けると、逆にどこにしまったのかわからなくなることも…一見ごちゃごちゃに見えるのですが、自分なりの秩序はあります。たぶん」(30代・女性)
「基本的に“捨てられない”タイプで、どうしても片付きません。古いものなど『もう使わない』と思っても、もしかしたら…って思っちゃうと捨てる決断ができない。
本当はモデルルームみたいに整頓された、生活感のない部屋に憧れはあるんですけど、いざやろうとすると全然ムリというか、あれこれ引っ張り出して、ますます収拾がつかなくなることの方が多いです」(20代・男性)
「同僚が典型的な片付けられない人で、いつも机にモノが溢れているというか、ほとんど雪崩れ状態です。作業するため、きっちりA3用紙1枚分のスペースは空いているのですが、後は資料の山。
だからって仕事ができないわけではなくて、むしろ納期とかスケジュール管理とかは、かなりキッチリしているので、いつも不思議に思っています。あれだけグチャグチャだと、書類を見失ったり、わけわかんなくなったりすると思うんですけど、どうしてだかミスなくこなしているんですよね」(40代・男性)
片付けたい気はあるようだが、なかなかできない…そういう気持ちが余計に「苦手」という意識に繋がっているのかも。
散らかっていると、探し物などで何かと時間がかかることもある。ひとまず大事な物の定位置は決めて、その秩序だけは維持するなど、苦手なりの工夫はした方がよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)