朝目覚めても布団でゴロゴロする派 無職に少ない理由に納得
若い女性は低血圧が多いために、朝目覚めてからも起きにくく布団も出ずにゴロゴロと。
寝ている時間は至極のときだが、朝の訪れとともに目覚めなければいけない。名残惜しいため、しばらく布団の中にいる人も多いことだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査を実施。「朝目覚めてから、しばらく布団の中でゴロゴロしている」と答えた人は、全体で45.4%であった。
画像をもっと見る
■若い女性は低血圧が原因か
年代別で見ると、20代女性が一番多くなっている。
低血圧は若い女性に多いと言われているので、この結果は納得がいく。
「いきなり起きると、頭がボーっとする。飛び起きるのはいけない、と聞いたことがあるし」(20代・女性)
急に飛び起きるのは、心筋梗塞などの危険があると言われている。しかし時間に追われた現代人は、分かっていてもやってしまうようだ。
「布団でゴロゴロしているうちに、二度寝をしてしまうことがある。次に起きたときにびっくりして、あわてて飛び起きるのがパターン」(30代・男性)
関連記事:4割が「ベッドや布団以外で寝る」 酔っ払って道端で睡眠した男性も
■加齢により朝起きるのが早くなる
年齢を重ねるうちに、布団の中でゴロゴロする人が少なくなる。高齢者の朝が早いのは、有名な話だ。
「母が起きる時間が、年々早くなっている。年を取ったんだなって、実感する出来事のひとつ」(40代・女性)
また職業別では、自由業が7割と高い割合になっている。
仕事にもよるが家で作業をしている場合には、自分で時間をコントロールしやすい。朝はゴロゴロとして、昼から活動をする人も多いようだ。一方で無職・家事手伝いは、4割弱と意外に少ないことが判明。むしろ、一番ゴロゴロとしていそうなイメージだが…。
「まず、朝目覚めるという前提がない。僕が無職だった頃には、昼過ぎまで寝て夜は起きている感じだった」(30代・男性)
飛び起きてはいけないが、あまりに寝すぎると睡眠サイクルが乱れてしまう。起きてから布団から出るまでの時間は、自分自身との戦いともいえそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)