財布が汚いと貧乏そう? 低収入ほどハイブランドを持つ理由
女性は人の財布を、自然とチェックしているようだ。
会計など決まったところでしか登場しない財布だが、周囲の人からはしっかりとチェックされているかもしれない。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施。「財布が汚いと、貧乏そうに見える」と答えたのは、全体で48.1%と半数に近い結果であった。
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■女性は他人の財布をしっかりチェック
男性よりも女性のほうが、人の財布を気にしている。
女性はファッションの細部にまで気を遣う人が多いので、他人がどのような財布を使っているかを自然にチェックしているのだろう。
「おしゃれなファッションをしていても、小物が汚いと残念に思う」(20代・女性)
「『そこまで使わなくていいでしょ!』と思うほど、クタクタになった財布を使っている人をたまに見る」(30代・男性)
男性からは、蛭子能収を例にこんな反論が。
「蛭子さんなんか財布を使わず、何十万もそのままポケットに入れている。そしてたまに、銀行の封筒を使うらしい。でもお金は持ってそうだから、財布は関係ないと思う」(40代・男性)
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■低収入ほど財布にこだわる理由
収入別で見ると、年収300万円未満が唯一半数を上回っている。
収入が低い人のほうが、財布にこだわるのは意外な結果だ。
「バッグや洋服はプチプラでも、財布だけはハイブランドを持っている人が多い。小物だし『ちょっと奮発すれば買える』ってところが、いいんだと思う」(30代・女性)
「男性でも、小物だけはお金をかけている人をよく見る」(40代・女性)
この意見を参考にすると、財布の汚さと収入は関係ないように思える。ただ女性に美意識が低いと思われるのが嫌なら、きれいな財布を持ったほうが良さそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)