家族にも被害が!信じていた友達に詐欺られた人達の悲しい末路
信用している友達でも、相手は「カモにしよう…」と狙っているかも。
自分では仲良い友達のつもりでも、相手は「こいつを詐欺ろう…」と狙っていることもあるかもしれない。
しらべぇ取材班は、友達に詐欺られたことがある人たちに話を聞いてみた。
①過去に聞いた情報を利用して、友達の祖母に「オレオレ詐欺」をする
「7〜8年近く前なんですが、うちのお祖母ちゃんがオレオレ詐欺の被害に。手持ちの額が少なかったこともあり、15万円くらいの被害では済んだんですが。
しかしその時に、どうやら『俺だよ、俺、俺』とかではなく、僕の名前をはっきりと名乗っていたようで、祖母も『オレオレ詐欺だとは思わなかった』と。
後に、犯人グループがつかまったんですが、その中のひとりが同じ予備校に通っていて、数名で飲みに行ったこともあるなど、仲良くしていた男友達でした。
家の場所や連絡先、祖母の話もしていたので、利用したみたいですね。友達といえど、どこで道を誤るかわからないので、気をつけたほうがいいです」(男性・31歳)
関連記事:ドコモ口座騒動に便乗した詐欺が横行中… その手口があまりに酷い
②子供を可愛がってくれている人に「子供が病気なの…」と嘘をつく
「元同僚だった女友達で、彼女が出産し、子供が好きなので遊ばせてもらったり、夫とうまくいかないらしく相談にのるようになったりで頻繁に会うように。
ある時に『子供が先天性の心臓疾患とわかった。治療費が必要で…どうしよう』と涙ながらに相談を受けて。よく遊ばせてもらっていたので私もショックで。
貸せる分だけ貸しましたが…後に子供が病気なんていうのはまったくの嘘で、そのお金は夫以外の男性とのデート代に使用していたと判明。
激怒して連絡しましたが、着信拒否や居留守を使われて、お金は戻ってきませんでした。嘘と気づけなかったことに反省です…」(女性・36歳)
関連記事:カズレーザー、“なりすまし”の詐欺アカウントからDM 「こんにちは勝者」
▪️どこで誰が狙っているかわからない…?
しらべぇ編集部は、全国20代〜60代の男女1400名に「詐欺にあったことがあるか」を調査。その結果、全体の約2割の人が「ある」と答えた。
うさんくさい人であれば疑えるが、「詐欺師は人のこころに入りこむのがうまい」とも言われるように、一見すると人が良さそうな人が一番危ない恐れもある。
「この人とは良い人そう」「仲良い友達だし」と安心しきらずに、お金を無心されても簡単に貸さない、個人情報はペラペラと喋らない…など、自衛策を取ったほうがいいのかも。
・合わせて読みたい→言うほど胸が大きくない「ぱいぱいでか美」 詐欺に当たるか弁護士に聞いてみた
(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20~60代の男女1400名(有効回答数)