「おもちゃ爆弾」で男児6人死亡 「子供を殺すための兵器」に非難殺到
「おもちゃに似せた爆弾」が何者かによって子供たちの手に…。非人道的過ぎる諸行に、世界中から怒りと悲しみの声が
23日、日本は戦後72年目の「慰霊の日」を迎えた。
太平洋戦争末期、住民のおそよ4分の1にあたる多くの犠牲者を出した、悲惨な地上戦が行われた沖縄県。戦争によって奪われた、多くの尊い命を悼み、平和への祈りが捧げられた。
しかしその数日後、戦争にまつわるあまりにも悲惨なニュースが報じられ、世界中に怒りと悲しみの声が広がっている。
■パキスタン「おもちゃ爆弾」で男児6人死亡
25日、パキスタン北西部の南ワジリスタンにて、子供たちが遊んでいたおもちゃが爆発。これにより、6~12歳の男児6人が死亡、他2人が重症を負ったという。
地元当局は「おもちゃに似せた爆弾だった」と明かしており、子供たちがそれを手にした経緯については明らかになっていないが、同様の「おもちゃ爆弾」は、過去にも1980年代にアフガニスタンに侵攻した旧ソ連軍が投下したと言われている。
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■「子供を殺すための兵器」に衝撃、怒りと悲しみの声
幼い子供たちを狙った非人道的な所業に、怒りと悲しみの声が広がっている。
・絶対に許せない!子供たちまで巻き込むなんて…
・絶句。一体どれだけの憎悪があればこんなことができるのか
・子供たちを殺すなんて、酷すぎる
・玩具に似せたってことは、真っ先に子供が死のうが知ったこっちゃないと
・おもちゃ爆弾とか…最低、の一言に尽きる。人間の所業とは思えない
・非人道的にもほどがある。信念を持ってやったんだか知らんけど、対象が子供だなんて人間の所業じゃねー物凄い腹立つ
犠牲になった子供たちは、ただおもちゃで遊んでいただけ。
世界中のどこにでもある、そんなのどかな風景の中に、凶悪な兵器が投じられてしまったのだ。
「おもちゃの形をしていた」ということは、それは紛れもなく「子供を殺すための兵器」。「人が人ではなくなる」という戦争の恐ろしさを物語っている。
なぜ、子供たちが犠牲にならなくてはいけなかったのだろうか…。子供たちの成長を見守り、人と人とが手を取り合う平和な世界の実現を、切に願う。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)