『サンデーモーニング』張本勲が謙虚コメント 自らのヒットに「あっぱれできない」
サントリードリームマッチで見事なヒットを放った張本勲だが『サンデーモーニング』では謙虚なコメント
野球界に伝説を残した名プレーヤーが集結し、熱戦を繰り広げる『サントリードリームマッチ』が7日に開催。野球ファンの注目を集めた。
13日に放送されたTBS系情報番組『サンデーモーニング』では、試合の様子を放送。同番組の名物コメンテーターである張本勲氏も出場したことで、同氏のコメントにも期待が高まったが…。
■77歳張本氏のバッティングは…
現役時代に3,085本のヒットを放った日本球界屈指の名選手、張本氏も御歳77歳。
対戦投手は、元横浜大洋ホエールズ・斉藤明雄投手。第一球は、見事な背面投法で張本氏を驚かしたが、その後、4球目の直球を見事なバットコントロールで打ち返し、ライト前ヒット。
77歳とは思えないバッティングを見せ、会場は「あっぱれ」の声で沸き上がった。
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■自分に「あっぱれ」はできない
このヒットに、誰もが『サンデーモーニング』で自分に「あっぱれ」を言うと予想したことだろう。
しかし、張本氏は「現役時代何本打ったと思ってるの? 当たり前だからあっぱれはできないよ」と前置きをし、対戦相手の斉藤投手に「あっぱれ」その真意は…
「かつての大洋ホエールズの大エース、今でも速い球を投げます。それを打てるもんなら打ってみなさいと、真ん中に投げ込んできた。それを偶然ヒットにできただけ。
チェンジになると斎藤投手がベンチに走って来て、『これがヒットを打った球です』と持ってきてくれた。これが胸に響きました」
辛口コメントで炎上することが多い張本氏から、思わぬ感動エピソードが飛び出した。