水を飲むなら常温派 喫煙者が嫌いな人が多い理由とは…

健康志向の女性に、常温水が好きな人が多い。

2017/09/23 22:00


常温水
(©ぱくたそ)

コンビニだけでなく、自販機でも常温の飲み物を販売する時代。それだけ、常温水へのニーズが広がっているのだ。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,438名に「飲料水について」の調査を実施。

その結果、「水を飲むなら常温がいい」と答えた人は27.9%と意外に少ない結果であった。


■常温水を愛飲するのは女性たち

30代以上では、男性よりも女性のほうが多い割合になっている。

常温水男女別グラフ

女性のほうが、美容や健康に気を遣う人が多いのが一因と考えられるだろう。

「もともと冷え性なので、あまり冷たいものは取らないようにしている」(30代・女性)


しかし20代だけは、男性のほうが多い結果である。若い世代では、男性も健康への意識が高くなっているのかも。

「おなかを壊しやすいので、外出時は冷たい飲み物をできるだけ避けるように気をつけている」(20代・男性)


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■冷たくないと爽快感がない

健康志向の人たちには受け入れられている常温の水も、水分を摂るには物足りないとの意見も多い。

「暑い日の水分補給に、常温の水なんか飲んでも爽快感がなさそう」(40代・男性)


「冬場に白湯を飲むならわかるけど、常温は生ぬるくてちょっと受け付けない」(20代・女性)


最近になって水を常温で飲むようになった女性は、次のように語る。

「最初は物足りない感じがしたけど、だんだん慣れてきた。今ではむしろ、常温でないと嫌なくらい」(30代・女性)


関連記事:「喫煙者への風当たり強い」最も多いのは50代女性 嫌煙派からは歓迎の声

■常温水好きは喫煙者が嫌い

喫煙者が嫌いな人は、そうでない人よりも約12ポイントも多い割合である。

常温水傾向別グラフ

健康への意識が高いため、喫煙者に対していい印象を持てない人も多いのであろう。

また健康のため以外にも、常温の水を愛用している人がいる。

「冷えたペットボトルをかばんに入れると、水滴で周囲のものを濡らすことがある。仕事の書類を濡らしたことがあるので、できればもっと常温で販売するところが増えて欲しい」(30代・男性)


健康志向が高まる現代、常温水の需要はさらに高まるのかも。

・合わせて読みたい→冷え性なのに? 寒さより暑さが苦手な女性が多い理由とは

(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)

健康調査
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