カフェで長居 学生で4割…お店の回転率を下げているとの声も
コンセント設置で長居に対応しているところも増えたが、混雑時は配慮が必要との声も多い。
コンセントを設置するなど、長時間の利用に対応しているカフェも増えている。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,348名に「カフェの利用について」の調査を実施。
その結果「ひとつの注文で3時間以上カフェにいたことがある」と答えた人は、全体で22.1%であった。
■女子はカフェでおしゃべり
性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性のほうが高い割合になっている。
中でも、20代から30代の女性では3割を超える多さである。
「友達と話していると、気づかないうちにそれくらいの時間が経っている」(20代・女性)
女性のおしゃべり好きが、結果にも影響しているようだ。
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■学生はカフェで勉強
世代間では男女ともに、20代が多い割合である。職業別で見ると、学生が4割近くもいることがわかる。
カフェで長居をするのは、学生ならではの理由がある。
「テスト前とか、カフェで勉強したほうが家より集中できる」(20代・男性)
「友達と一緒にカフェ行って、勉強しながら息抜きに話す感じ」(20代・女性)
休日のカフェで学生が勉強をしているのは、よくみかける光景だ。
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■混雑時は譲り合いが重要に
カフェを活用している人がいる一方で、あまり長居を歓迎しない声もある。
「席がないほど混雑しているのに気にせず居座っている人は、お店の回転率を下げているだけだと思う」(30代・男性)
自分も仕事でカフェをよく利用する人は、譲り合って使うことが必要だと語る。
「長居をする場合はせめて人が少ない時間に行き、混雑してくると出るくらいの配慮はしたほうがいい」(30代・女性)
回転率が低いために、お気に入りのカフェがなくなってしまうのはつらいこと。客側のちょっとした気遣いも、大切にしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)