『監獄のお姫さま』元囚人たちにどんな過去が? 常連俳優にも注目
宮藤官九郎脚本『監獄のお姫さま』。時系列を入れ替えて展開され、ネット上では「おばさん版木更津キャッツアイ」との声もあがるストーリーで、どのように囚人たちの過去が明かされるのか?
先週から放送が始まった宮藤官九郎脚本ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)が、今夜第2話の放送を迎える。
放送をより楽しめるよう、しらべぇドラマ班では事前情報をチェックしてみた。
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■第2話 あらすじはこんな感じ
第2話あらすじを確認すると……
2011年秋、夫への殺人未遂事件で、馬場カヨ (小泉今日子) は5年の実刑となり 「自立と再生の女子刑務所」 に収監された。
入所してすぐに、最も厳しい刑務官・若井ふたば (満島ひかり) から人定質問を受けたカヨは、ふたばの威圧感に負けそうになる。そしてこの日から、カヨは刑務所内では “69番” としか呼ばれなくなる。
新人寮から雑居房に移ったカヨは、そこで24番・足立明美 (森下愛子)、31番・大門洋子 (坂井真紀)、56番・小島悠里 (猫背椿)、106番・リン (ステファニー・エイ)の4人と同房になり、洋裁工場に配属された。
そんな中、カヨは受刑者として刑務所にいるカリスマ経済アナリストとして有名な 勝田千夏 (菅野美穂) とすれ違い驚く。彼女は脱税の罪で収監されていたのだ。
ある日、運動場で偶然千夏と話す機会ができたカヨは、千夏が書いた本の話で意気投合! したかのように思えたのだが、その後カヨへの嫌がらせが待ち構えていた… !?
一方、2017年のクリスマスイブ、カヨたちによって誘拐されたイケメン社長・板橋吾郎 (伊勢谷友介) は、彼女たちがアジトにしているガレージに拘束されていた。なぜ自分がこんな目に遭うのか理解できない吾郎は…。
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■背景の違う女囚たちはどう仲良くなる?
馬場カヨたちがすでに出所した、2017年の時点ではすでに打ち解けていた様子の元囚人たち。それぞれを「先生」「財テク」「姐御」「女優」と、ニックネームで呼んでいたことも印象的だった。(※馬場カヨのみ、そのままでも言いやすいのでニックネームなし)
しかし、第2話のあらすじを読むと、馬場カヨの入所時はそうではなかったらしい。むしろ、女性刑務所という狭いコミュニティの中で、いびつな争いが繰り広げられていたようだ。
また、彼女たちはそれぞれバックボーンが全然違う。たとえば、菅野演じる「財テク」こと勝田千夏はカリスマ経済アナリストとして知られる人物だし、満島演じる「先生」こと若井ふたばは厳格な刑務官だ。
宮藤脚本だけに、その争いは醜いものでなく、むしろかなりコメディでくだらないものではないかと推測されるものの、背景の異なる彼女たちが争いを通じてどのように打ち解けていくのか、気になるところだ。