手間を取るか、お金を取るか…映画や遊園地の前売り券を購入する人
前売り券は「ちょっと安い」「当日に並ばずに済む」一方で、「行けなくなったら?」という声も。
映画や遊園地に行く時、前売り券を購入するとお得なことが多い。しかし、日時が指定されてしまうため、万が一、行けなかった場合には無駄になってしまうことも。
事前に前売り券を購入し、遊びに行く人はどれくらいいるのだろうか。
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■女性のほうが用意周到?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名に「前売り券」について調査したところ、全体の35.9%が「事前に購入する」と回答。
性年代別で見てみると、女性のほうが多い結果に。
しかし、半数以上は「前売りは買わない」主義。なぜなのだろうか。
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■前売りを買う派、買わない派、それぞれの意見は…
前売りを購入する人は、やはり値段や座席指定など、「前売りだからこそ得できる」部分に魅力を感じている。
「前売り券のほうが安いことが多いじゃないですか。家族で出かけるのって、どうしてもお金がかかるので少しでも節約したい。どこか遊びに行くってなったら、必ず事前に前売り買います」(40代・女性)
「映画は、お気に入りの位置で見たいので必ず前売り。直前に買おうとしても、人気の作品だと前とか、端とかしか空いてなかったりするし。同じ値段なのに、損した気分になる」(20代・男性)
一方の「買わない」人たちは、「行けなくなったら…」と心配なよう。
「もしも行けなくなったら、無駄になっちゃうじゃないですか。映画など、日時指定のものも多いですし…怖くて買えないんですよね」(30代・女性)
「遊ぶ時は、友達と『これから何する?』で決まることが多い。なので時間的に買えない」(20代・男性)
「最近はネット購入が増えていますが、登録とかややこしくて。当日券でいいかな? と思ってしまいます」(50代・男性)
年齢が上がるにつれて、「ネット購入」がネックになる人が増えるようだ。
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■お金を持っている「高収入」の人たちは…
年収が高い人ほどお金に余裕があるイメージだが、意外にも高収入な人のほうが前売り券をしっかり買っている。
年収1,000万円越えでは、なんと半数以上。
「わざわざ当日に並んでチケットを買う時間がもったいない」(40代・男性)
「予定が決まった瞬間に、自分と同行者分のチケットを取ってしまいます。『もし当日行けなかったら…』は時間管理できてないだけでしょ」(30代・男性)
計画性がある人のほうが、仕事もプライベートもうまくいくのかも。
(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1336名(有効回答数)