名前の間違いはどれほど失礼? 豊田真由子元議員激怒の理由も
人の名前には、細心の注意を払う必要がある。
人間である限り、間違いがあるのは仕方がないことだ。それを分かっていても、自分の看板ともいえる名前を間違えられたら、不機嫌になる人は多いだろう。アンジャッシュ・児島のように、名前間違いをネタにできるのは少数派のはず。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名に「名前の間違いについて」の調査を実施。
その結果64.3%もの人が、「人の名前を間違えるのはなによりも失礼だと思う」と答えたのだ。
■豊田真由子元議員の暴言も宛名ミスから
年代が上がるほどに、名前の間違いを失礼だと考えている人が増えている。
とはいえ、20代でも半数以上と高い割合になっており、多くの人が名前を間違えられることを快く思っていないのは確かだ。
豊田真由子元衆議院議員の元秘書に対する暴言が問題になったが、支援者に送るバースデーカードの宛名を誤ったことが、原因のひとつだと報道されている。
もちろんミスをしたからといって、罵倒を浴びせるのは良くないことだが、それだけ人は名前を間違えることに敏感なのだろう。
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■難読な名前の人はよく間違えられる
名前の誤りを起こしやすいのが、返信メールだ。
「同じような内容のメールだったので、先に送った人に宛てた文章をコピペし、少しだけ修正し送信。しかし、肝心な名前を修正せずに送ってしまった」(30代・男性)
名字が難読な人の場合には、間違えられるほうが多い。
「名前の読みを間違えられるほうが多いので、さすがにもう慣れた。それほど重要な場面でないときには、訂正しないでそのままやり過ごすことも多いし」(20代・女性)
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■結婚式の司会が名前の間違いを連発
40代の女性が、知人の結婚式に出席をしたときの話だ。司会をしたのが、司会業の人でなく、新郎の上司の知り合いという売れない芸人であった。
「司会に慣れてなくて進行も下手だったけど、致命的なのがスピーチをする人の名前をことごとく間違えたこと。結婚式の司会をするなら、事前になんて読むのか確認をしておくものなのに。
普段は名前の間違いなんて気にしないけど、やらかす場がお祝いの席なんて。上司の知り合いだからって仕方なく、追加料金まで払って頼んだ新郎新婦がかわいそう」
名前の間違いで激怒するのも、大人げのある行動とはいえない。しかし、名前を間違えられると嫌な人が、多数派であるのは確かである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)