『民衆の敵』こども食堂を託児所扱い…リアルな内容に「考えさせられる」
高橋一生など豪華共演も話題の篠原涼子主演ドラマ『民衆の敵』。こども食堂をめぐるリアルなエピソードが展開されることに。
13日、篠原涼子主演月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の第4話が放送された。
衰退した商店街を舞台にこども食堂が作られるという今回のエピソード。今週もさまざまな議論が生まれたようだ。
■名案!? 「こども食堂」めぐり格闘
この日、物語は「こども食堂」を中心に描かれた。
新人議員の岡本遼(千葉雄大)は、同期のアイドル議員・小出未亜(前田敦子)と地元の商店街でランチする。しかし、大型店の出店の影響を受け、商店街はシャッター街に。岡本の実家が経営していた電気店も潰れていた。
しかし、ふたりが入ったファミリーレストランには商店街のおばちゃんたちの姿が。元気いっぱいな様子だが、仕事については店を開いたほうが赤字になるという状況らしい。
それを知った佐藤智子(篠原)は「こども食堂」を思いつく。子供の面倒をみてくれる人がいないママと、元気はあるのにやることがないおばさんたちを結びつけようとしたのだ。
先週描かれた誘拐犯と疑われた若い男・今井一馬(渋谷謙人)も「一対一」だったから問題になったわけで、多数対多数なら問題にならないという算段もあった。
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■託児所扱いでジジババ悲鳴
こうして始まった「こども食堂」。しかし、良かったのは最初だけで、キャパを大きく超えた数の子供たちが押し寄せてボランティアのおばちゃん、おじちゃんたちが音を上げてしまうことに。
「ご飯も食べられない子供のために」始めたはずなのに、母親たちが託児所と勘違いして大挙してしまったのだ。この様子を見た岡本は、智子に対して……
「あなたのやってることは子供の文化祭と一緒なんですよ。祭りと一緒じゃ意味ないだろ!」
と発言。その後、岡本が議会で正式に提案し、事前に智子が犬崎(古田新太)に根回ししていたこともあり、無事採用されたのだった。