信号無視にヤンキーのタバコ 学生時代にあったチクりチクられ体験談
同級生の悪事、チクった経験がある人はわずかだが…。
同級生がなにかいたずらをしたときに、「チクるなよ」と釘をさされた経験はないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「学生時代について」の調査を実施。
「同級生の悪行をチクったことがある」と答えた人は、わずか15.8%。多くの人は、チクったりしないか「チクるな」の約束を守っているようだ。
■いじめを先生に伝える勇気
年代別では、若い世代で比較的多くなっている。
しかしいじめられている子は、先生に言う勇気が出せない場合も多い。
「仲が良かった子たちに無視されるようになったので、先生に相談した。それほど大事になっていないから、軽い気持ちで言えたんだと思う。もっとひどい状態だったら、仕返しとか怖いし」(20代・女性)
先生に伝えたが解決しないケースも報道されるが、やはり大人に助けを求められる環境は重要である。
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■自分が有利になるためにチクる人
チクるとの言葉は、悪い意味で使われることが多い。「裏切り者」とのレッテルを貼られるのだ。
「信号が変わりそうだったのでみんなで走って渡ったら、取り残されたヤツに『信号無視』とチクられ、先生に怒られた。今でもあれは、ただの嫌がらせだと思っている」(30代・男性)
またチクリは、社会人になってからも続く。
「ミスをしてしまい、上司に報告する前に同期に相談していた。休憩後、上司に報告したら、そいつからもう聞いたと言われ、唖然。その後もいろいろあり、人を蹴落とす性格だとわかった」(20代・男性)
他人を蹴落とし、自分に有利になるようにするチクリは、周囲から嫌がられる。
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■チクったと勘違いされ迷惑
勝手にチクったと勘違いされた経験がある人も、多いのではないだろうか。
「中学の時、同じクラスのヤンキーに、タバコを吸っていることを私たちがチクったと勘違いされた。
遠くから嫌味を言うだけだったけど、『お前らがなにしようと、興味ないわ!』と心の中で思っていた。チクったところで、私になんのメリットもないし」(30代・女性)
いじめ被害や会社の内部告発など、必要な訴えもある。チクリは扱いや立場によって、正悪が変わるのだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)