離婚されるかもと思いながらの結婚生活 若い男性が抱える後ろめたさ
結婚をして一緒にいるのに、離婚の不安を抱えながら生きる人とは。
結婚をすれば幸せな生活が待っているはずなのに、どうも安心ができない。自分はいつか配偶者から離婚を言い渡されるのでは? と心配してしまうのだ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代既婚者の男女701名を対象に調査を実施。「離婚されるかもしれないと不安になることがよくある」と答えた人は、全体で16.4%だった。お互いを信頼している夫婦が多く、安心できる結果といえる。
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■妻がいい人すぎて…
年代別では、20代男性が圧倒的に多い割合になっている。
若くして結婚をすると、独身の友達と同じように遊びたくなるときもある。そんな自分に、罪悪感を感じている人もいるのだ。
「家のことよりも、自分のことを優先してしまっている。周囲はまだ独身が多くて、遊びの誘いが多い。『同じように遊んでいてはいけない』と、これでも控えているつもりだけど。でもやっぱり、妻よりも遊んでいるのは確かだし…」(20代・男性)
また妻が「いい女」なので、心配だとの声も。
「自分でも言うのもなんだけど、とてもいい嫁。昔からモテてたし、『お前には、もったいない』って何人に言われたか…」(20代・男性)
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■再婚経験のある人は離婚を恐れている
再婚経験がある人は、4割近くと高い割合になっている。
離婚の経験がある人は、また同じことを繰り返すのでは? と不安を抱えているのかもしれない。また性欲がない人は、意外にも離婚の危機を感じている人が比較的に少ないのだ。セックスレスがよく話題になるが、それよりも心の繋がりを信じている人が多いのかも。
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■一緒にいるのが当たり前に
熟年離婚の言葉もあるが、大半の人は年を重ねると不安が薄れていく。
「これだけ長く連れ添えば、一緒にいるのが当然に思えてくる。お互いのいい部分と嫌な部分を十分に知っているから、少々のことでは離れようとは思わない」(40代・男性)
家族になるというのは、お互いの長所も短所も受け入れることなのだろう。
「不安を抱えたまま一緒にいても、楽しくないと思う。信用をされていないことが不満になり、悪循環に陥りそう」(40代・女性)
万が一の不安に怯えているよりも、今、一緒にいられる時間を大切にしたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)