お詫びに品物を渡す行為 恋愛関係では使わないほうがいい理由
謝罪をするときに品物を渡すのは、果たして有効なのだろうか。
ミスやトラブルが起きたときに、菓子折りを持って謝罪に行くのは定番の行為だ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「お詫びについて」の調査を実施。
「お詫びの品をもらったことがある」と答えた人は、全体で54.0%であった。なんらかのお詫びで品物を受け取っている人が、多くいるようだ。
■ちょっとしたお詫びにはノベルティ
性年代別では、すべての年代で女性のほうが多くなっている。
買い物が好きな女性は、よくお店からお詫びの品をもらうという。
「お店がちょっとしたミスをした場合は、以前に配っていたノベルティなんかが多い。こっちも怒っていないし、もらってラッキーって感じ」(30代・女性)
また、病院からお詫びの品をもらったことがある人も。
「近所の町医者で、料金のミスがあったからと電話があった。すぐに行くとお詫びとして、明らかにお歳暮でもらったと思われる歯磨き粉をくれた」(40代・女性)
関連記事:スシロー、限定メニューの品切れ続出… その“お詫びの品”が最高だった
■詫び石ならいくらでも…
男性でお詫びの品をもらったことがある人は、どんなシチュエーションなのだろうか。
「スマホゲームとかで、システム障害が発生したときにもらえる『詫び石』とかも含まれるんじゃないかな? そうなると、かなりの頻度でもらっている」(20代・男性)
また仕事が絡むと、ノベルティでは済まない。
「取引先がミスなどでトラブルがあったときには、菓子折りとか持ってきてくれるときがある。みんなのおやつになるので、結構ありがたい」(40代・男性)
関連記事:相方・児嶋が渡部復帰のために送っていたアドバイス 「まずは…」
■恋人へのお詫びの品は逆効果
恋愛体質の人は、6割以上の人がお詫びの品をもらっている。
恋人とケンカをしたときに、お詫びのプレゼントをもらった経験のある女性は、あまり満足しなかったそうだ。
「元カレは、ケンカをプレゼントで解決しようとする人だった。最初はそれで納得していたけど、だんだんと『なにか渡せば解決する』と思っているように感じてきて…。
ちゃんとぶつかり合っての話し合いを避けるのは、根本的な解決にはならないと思う」(20代・女性)
品物はあくまでも添え物でしかなく、一番大切なのは謝罪の気持ちのようだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)