被害女性から聞いた! 会社でやめてくれないセクハラを撃退した方法
セクハラを受けていた女性社員が、職場で注意をしてもやめてくれないセクハラを撃退した方法とは?
職場でセクハラ被害を受けても、上下関係があるため強気な態度で注意ができなかったり、訴訟を起こすほどの問題にすることに躊躇する人もいるだろう。
悪質なものには法的措置を検討したいものだが、しらべぇ取材班は、セクハラ被害を受けたことがある女性たちから「社内でセクハラを撃退した方法」を聞いた。
①涙を見せる
「上司からお尻を触られるセクハラを受けており、『やめて』とハッキリ言っても治らず、さらに上の上司に訴えても「大変だね〜」と笑って終わり。
そのため『してもいいんだ』と思われ、しつこくセクハラされていたんですが、ある日我慢の限界がきて、触られた時に泣いてしまいました。
そうしたら、さすがに本気でヤバいと思ったようで…。その後一切されなくなったので、涙は効くと思います」(女性・26歳)
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②上の立場の女性に相談する
「男性9割の職場で、1人の上司が女性社員にセクハラをするんですが、注意してもやめてくれず、社長も含め周りの男性社員も苦笑するだけで見て見ぬふり。
社長の奥さんがたまに会社に顔を出すんですが、その時に女性社員で『お話があるんですが…』と声をかけて、セクハラの実情を訴えました。
社長の奥さんは、普段は会社のことには関わりませんが、それを聞いた時には上司に面と向かってキツく注意してくれて、以降はなくなりましたね。
セクハラは女性同士ではないと不快さがわかりあえないところもあるので、社長の奥さんではなくとも、上の立場の『女性』に相談するといいと思う」(女性・28歳)
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■セクハラを受けた人はどれくらい?
しらべぇでは、全国20代〜60代の働く男女672名に「上司からセクハラを受けたことがある人」の割合を調査。その結果、男性は8.8%、女性は22.4%の人が経験者という結果に。
セクハラを受けた人たちは、深く心に傷を負うだろう。絶対にしてはいけないことだと理解してほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の働く男女672名(有効回答数)