会社選びなんて運ゲー? 寿命を縮めながら仕事をしないための方法
1日の大半を費やす仕事は、できるだけストレスフリーでいたいものだが…。
一度きりの人生、楽しいことをして過ごしたいもの。しかし、人生で多くの時間を費やす「仕事」で疲弊をしている人も多い。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者の男女623名を対象に調査を行なった。「寿命を縮めながら仕事をしていると思うときがある」と答えた人は、全体で41.6%と高い割合になった。
■命がけの仕事は老若男女問わず
年代や性別で、大きな違いは見られない。老若男女問わず、命を削りながら働いている人が多くいるのだ。
「毎朝『行きたくない』と思いながら出勤し、終わることのない膨大な量の仕事をこなす日々。家には寝るために帰るだけで、『自分はなぜ、ここまでしているのか』と考えてしまう」(20代・男性)
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■いい職場に当たるのは運?
快適な生活を送るには、良い環境の職場で働くことが不可欠である。しかし実際に働いてみないと、本当のところはわからない。
「今の職場は人間関係にも恵まれているし、仕事もそれほどハードではない。ただ、こんな会社に当たるがどうかは、運でかなり左右される。入社前に調べても、細かいことは、ネットではわからないから」(30代・女性)
IT系の会社で働く男性は、自分は恵まれた環境にいるという。
「好きなことを仕事にできているから、長時間やっても苦痛ではない」(20代・男性)
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■あまりにつらければ逃げてもいい
命を削るような働き方をしないためには、どのような対策が必要なのだろうか。
「仕事しかやることがないって生活になると、精神的にきつい状態になりやすい。趣味や人との繋がりを持つことで、気持ちの切り替えになると思う。仕事のできる人は、プライベートも充実しているイメージがあるし」(30代・男性)
また、あまりにきつい環境ならば、逃げてもいいとの意見もある。
「前職は心療内科に通いながら働き続けたけど、どんどん悪くなるばかりで辞めざるを得なくなった。今考えると、そこまで無理をする必要はない。つらい状況がどうしても改善できないのであれば、辞める選択も考えるべきだと思う」(30代・女性)
生活を支える収入を得るために、仕事をしている人が大半だろう。しかし、その仕事によって、生命が脅かされるのは皮肉な話である。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者の男女623名 (有効回答数)