芸能人の贅沢は腹が立つ? 藤井五段のカツカレー批判も嫉妬心なのか
芸能人の贅沢に腹が立てる人もいるが、そもそも成功する保証がない世界である。
テレビでよく見るような芸能人は、みんな高給取りである。Instagramなどで豪遊を匂わせるような投稿があると、思わず嫉妬してしまう人もいるだろう。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「贅沢について」の調査を実施。
「芸能人が贅沢しているところを見ると腹が立つほうだ」と答えた人は、全体で23.6%と少数ながらもいるようだ。
■自分には買えないブランドバッグを…
性年代別で見ると、20代では男女間での差が大きくなっている。
男性は、他人事と感じている人が多い。
「彼らは住む世界の違う人たちだから、どんないい暮らしをしていても『そうなんだ』くらいにしか思わない」(20代・男性)
しかし、女性からは自分が欲しいものを簡単に手に入れるところが、気に食わないとの声も。
「私の給料ではとても買えないような洋服やバッグを、同年代の芸能人がたくさん持っていると悔しい」(20代・女性)
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■芸能人は浮き沈みが激しい
仕事での立場がはっきりとしてくるのは、30代から40代だ。この世代は収入の話になると、ナーバスになる人も多い。
「氷河期で就職先がなく、若い頃はバイトや契約社員などの非正規で働いてきた。ようやく今の会社で正社員になれたけど、収入はあまり良くない。
同い年代の芸能人がお金を激しく使って女遊びもしまくっている記事とか読むと、すごくむなしい気分になる」(40代・男性)
しかし芸能界は、浮き沈み激しい職業。長期的に安定した収入を得るのは、なかなか難しいものだ。
「20代で注目をされた俳優でも、30歳を過ぎて生き残っている人は少ない。アイドルは、もっと旬が短いし。成功が保証された仕事ではないから、売れた人が贅沢するくらいはいいと思う」(30代・男性)
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■藤井聡太五段のカツカレーは…
芸能人ではないが、プロ棋士・藤井聡太五段の昼食が、ネット上では頻繁に議論がされている。1,000円のカツカレーが、中学生には贅沢だとの主張だ。
カツカレーだけでなくすべての昼食が話題にされ、その度に批判の声がある。
「10,000円近いコースとかならわかるけど、さすがに1,000円のカツカレーを本気で叩いている人はほとんどいないと思う。もはや藤井五段の昼食叩きが、ネタになってしまっているだけ」(30代・男性)
有名人はお金があっても、それに対する代償も多いのだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)